グレイヘア〜全てグレイになる日まで

ネロリ

こんにちは、Uターン主婦のネロリです。
本日もご訪問いただき、ありがとうございます。

タイトルにつけた「全てグレイになる日まで」は、
大島弓子さんの「全て緑になる日まで」という作品のパクリです。
大島さんの作品って、タイトルが好きなんです。
「ミモザ館でつかまえて」とか「野イバラ荘園」とか「夏の終わりのト短調」とか。

高校から短大時代、大島さんの作品が大好きで、
毎月「LaLa」を買っていました。

森川久美さんや木原敏江さんも、好きだったなあ。
「摩利と新吾」をリアルで読んでいた同世代の方、いらっしゃいますか?(笑)

すみません、すっかり話がマンガになっていました(汗)。
今回は、グレイヘアのお話です。

グレイヘアになるまで

今までにも、グレイヘアのことは記事にしていましたが、
やはり、同世代の方には興味のある分野らしく、
ブログ村の注目記事にも入っていたり、コメントもいただいたりしました。

そこで、今一度、グレイヘアについて、わたしの経験を書いてみたいと思います。

わたしがグレイヘアにした主な理由が、
髪の毛の痛みや、肌断食を始めたこと、忙しくて染めるのが大変ということは
以前にも書いたと思います。

60代主婦、グレイヘアにしてみたら?

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わたしは、今、グレイヘアにしています。なんて書くと、意識高い系のアクティブシニアっぽくてアレですが、要するに、「白髪染めを止めました」ということです。もともと白髪が多い...


今回は、どうやって完全にグレイヘアになったのか、
移行期はどうやってやり過ごしたのか、
そして、周囲の反応などを書いていきたいと思います。

グレイヘア歴

まずは、わたしのグレイヘア歴ですが、
約3年前に髪を染めることをやめました。
そして、完全なグレイヘアになるのに、1年ほどかかりました。
現在、グレイヘアになって丸2年が経ったところです。

移行期のすごしかた

移行期をどうやって過ごしたかですが、
染めた部分と染めていない部分の境目が、はっきり分かれるのが嫌だったので、
髪全体にチューブタイプのカラーコンディショナーを使っていました。

これは、なかなかよかったです。
境目がぱっつんと黒白に分かれることはなく、
自然な感じでグレイヘアに移行することができました。

そして、早く完全にグレイヘアになりたかったので、
ミディアムヘアからショートヘアに髪型を変えました。

染めている部分が、少しずつ減っていくのを見るのは嬉しかった反面、
わたしの髪ってこんなに白かったんだなと実感し、
実年齢を目の前に突きつけられたようでもありました。

わたしのグレイ度

さて、わたしの髪のグレイ度ですが、髪が白いのは主に前髪や顔の周りです。
特に生え際が白く、メッシュのように真っ白な部分もあります。
ただ後頭部は胡麻塩な感じでしたので、
移行期にそれほど目立たなかったのかもしれません。

もしもっと高齢になって、全体がほぼ白髪の状態になったら、
染めるのをやめるのは、かなり大変だと思います。
母の友人の場合は、完全に白髪になるまで、外出時は帽子をかぶっていたらしいです。

わたしは、そういうことはまったくなくて、
思ったほどはストレスなく、染めるのをやめられました。

もし、今、グレイヘアにしようか迷われている方がいらしたら、
あまり真っ白になる前の方がいいかもしれません。

現在の髪型

現在の髪型は、やや中途半端なボブっぽい感じですが、
夏に向けて、少し短くしてみたいなと思っています。

東京には、素敵なグレイヘアの方も多く見かけるので、
あんな風になりたいなあと憧れています。

周囲の反応

それから、周囲の反応ですが、いつも顔を合わせる人には、特に何も言われませんでした。
自分から「染めるのをやめたの」と言ったので、「そうなんだ〜」という感じです。

ただ、久しぶりに会う人には、驚かれないように、
ラインなどで事前に「グレイヘアにしたから、びっくりしないでね」
「すごく白いよ〜」などと、冗談ぽく知らせてから会いました。

そのせいか「思ったほど白くないね」という反応が多かったです。
人は、他人のことはそれほど注目していないのかなと思います。

70代の友人で、顔のシミをとても気にしている人がいますが、
わたしは、彼女のシミなんて、言われるまで気づきませんでした。
わたしのグレイヘアも、そんなものなのだと思います。

もちろん、わたしがすごい美人で、素敵なグレイヘアだったら、
「ステキ」「かっこいいね」と言ってもらえたかも(笑)。
そうなれるように、頑張ります。

グレイヘアにするということは

当然のことですが、グレイヘアにしたら若くなるということはありません。
それ以前より老けて見えることは、本当に仕方のないことです。

グレイヘアにされた女優さんも、ステキではありますが、
やはり以前の方が若く見えましたよね。

女優さんでもそうなのだから、一般人のわたしなど、単なるおばあさんです。
一度など、病院で母と姉妹と勘違いされたことがあります。
たぶん、わたしが70代半ばくらいに見えたのかも?(汗)

ここ数ヶ月うつ状態だったため、自分の身だしなみに全く興味も持てず、
だらしなく暮らしてきたので、おばあさんに見えても仕方ないと思います。

きちんと感は大事

グレイヘアだと、染めている人以上にキチンとしないと、
ますます老けて見えるんだなと感じます。
特にロングヘアだと、どうしてもだらしなく見えがちなので、
まとめ髪や編み込みにするなど、きちんと感を出した方がいいかも。

グレイヘアにするということは、自分の実年齢が晒されるということです。
女性は誰しも、実年齢より若い気分で暮らしていると思います。

自分の気分に合わせて、髪を染めたり、若々しいファッションに身を包んだりして、
50代の人は40代、60代の人は50代というように、
「ちょっとだけ若く見える人」になりたいなと思っていると思います。

グレイヘアになったら、そういうことができません。
わたしなど、たぶん70代に見えるかも?
ただ、服装や姿勢などが、実際の70代の方よりは若いので、
チグハグな感じかもしれませんね。

なので、わたしは「60代女子」(笑)は捨てて、
ちょいワルオヤジならぬ、「ちょい若おばあさん」路線で行こうかなと思っています。

グレイヘアにするのは、実際の行動に移す前に、
自分の中での葛藤が多くあるかもしれませんが、
もし失敗かと思ったら、途中でやめて、また染めればいいことなので、
興味があったら、チャレンジしてみてもいいのかなと思います。

ちなみにわたしは、グレイヘアがラク過ぎて、もう染めたいとは思いません(笑)。
ただの面倒くさがりやです(笑)。

以上、わたしの「全てグレイになる日まで」のお話でした。


ご近所散歩

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近所の桜。下の方は葉が出ていますが、上は散り始めという感じでした。
まるでグレイヘア移行期みたいですね(笑)。
この時期、まだ咲いている桜を見つけると、得した気分になります。

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買い物帰りに、小田急線下北沢駅と世田谷代田駅の間にある
「ボーナストラック」という商業施設のテラスでランチ。

爽やかな風を感じながら、スリランカ式カレーを食べました。
下北沢から近い割に静かな環境で、のんびりまったりできます。

コーヒーは、日記の専門店でテイクアウト。
日記と名のつく書籍、日記や日記用の文具など、眺めているだけで楽しいです。
ブログも日記のひとつですよね。

neroli_274.jpg
東京の桜も終わり。
来年もきれいな桜が見られますように。

本日もお読みいただき、ありがとうございました。
グレイヘアの経験談、同世代の皆様の何かのヒントになれば幸いです。
よろしければ、ポチッとしていただけますと、更新の励みになります。
ではまた明日。
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Comments 4

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ムンク
ありがとうございます

グレイヘアへの道のりとても参考になりました。まだ決心はつきませんが 笑
カフェ、素敵な所がいっぱいあっていいなぁーと都会への憧れが未だ抜けず、諦めの悪い私です。

  • 2022/04/10 (Sun) 10:36
  • REPLY
ネロリ
ネロリ
ムンクさま

ムンクさま、コメントありがとうございます。

グレイヘア、やはり気になる方が多いようです。

ムンクさまはまだお若いから、大丈夫ですよ〜。
もし、将来グレイヘアにしようと思った時に、またご相談くださいませ(笑)。

確かに東京はおしゃれな街だなと感じますが、
わたしの方は、いまだに茨城を懐かしがっています。
緑の里山とか、キジの泣き声とか(笑)。

お互い、無いものねだりですね。
今、置かれた場所で、楽しみを見つけようと思っています。


そら

グレイヘア 過程を経てきれいになっていく姿 分かりました。ありがとうございます😊
今後の参考になります。❣️

うちのご近所やジム仲間で 素敵なグレイヘアの方いらっしゃいます。こちらから 過程など 詳しく聞く事は出来ないので ネロリさんの体験談 嬉しかったです。😄 東京は おしゃれな方も多いけど(気がつきやすい) 色んな個性を認められる点は 地方より良さがあるとは思います。

私は 結婚してからは 都内に住む年数が長くなりましたが 夫の転勤で大阪 熊本に住んだ事あります。実家は 埼玉で 今は都市化されたのですが 育った頃は 田舎の農村地帯でした。大きく変わった地域ですが 代々地元に住んでいる家(実家もそうですが) 色々しがらみ まだあります。弟がいて 良かったと思う今日この頃です。

ネロリ
ネロリ
そらさま

そらさま、コメントありがとうございます。

グレイヘアになるまでのお話、読んでいただきありがとうございました。
やっぱり、移行期が一番気になりますものね。
お役に立てたら、幸いです。

東京は、茨城よりもグレイヘアの方が多いような気がします。
そうかと思うと、90代でも染めている方もいますし、
やはり、自由なんだなあと感じます。

茨城は保守的な土地柄なので、人と違うことはやり難いです。
埼玉も、昔とはかなり変わりましたよね。
福岡にいる妹が、新婚時代、南浦和に住んでいて、
何度か遊びに行ったことがあります。

わたしは、子供の頃は、色々な土地で育ちましたが、
結婚してからは、東京→茨城→東京です(笑)。

転勤がなくて、ラクではありましたが、
他の土地で生活したら、どうだったかなと考える時もあります。
合う土地ならいいですが、合わないと大変そうですよね。