洋館に映える桜〜旧前田侯爵邸

ネロリ

こんばんは、Uターン主婦のネロリです。
本日も、ご訪問いただき、ありがとうございます。

肌寒かった昨日から一転、今日の東京は、また春の日差しが戻り、
穏やかな一日となりました。

わたしは先日の成城散歩で、満開の桜を存分に堪能しましたが、
ジミ夫は近所の桜を眺めただけで、まだ桜が足りないらしく(笑)、
珍しく、自分から花見に行こうと誘ってきました。

もともと人混みが、大の苦手なジミ夫。
上野や千鳥ヶ淵は遠いから、近場でどこかないかなというので、
以前、わたしが行った、目黒区にある駒場公園を提案。

駒場公園は、東京大学教養学部の近くにある区立公園ですが、
旧加賀藩16代当主・前田利為侯爵の本邸があることで有名です。

桜も楽しめる上、素晴らしい洋館・和館の見学もできるということで、
二人で行ってきました。

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最寄駅の、京王井の頭線・駒場東大前駅から徒歩10分ほどで、
この素晴らしい洋館に到着します。
国の重要文化財に指定されている建物です。
建物の向こうに、桜が見えます。

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広い芝生のお庭に桜が植えられています。
ちょうど満開で、風で花吹雪が舞っていました。

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街路樹と違い、地を這うように枝が伸び、花が目の前に。

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今を盛りと咲き誇っていました。

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洋館に映える桜。
かつての旧華族の園遊会の華やかさなどを想像して、夢見心地。
(実際は、春休み中の子供たちの元気な歓声が聞こえていますが、
一人で昭和初期にトリップ中。笑)

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その後、洋館・和館の内部を見学し、旧前田侯爵邸を後にしました。
素晴らしい内部の写真もたくさん撮ったのですが、
あまりに多すぎるので、
明日以降に、ご紹介させていただきたいと思います。

帰りは、近道をして、東大の中をお散歩しながら駅に向かいました。

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どう見ても学生ではない、近隣の主婦やシニアの方々がたくさん歩いています。
まだ元気だったころの母は、友人と学食でランチしたことがあるらしいです。

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白い桜も、清楚で美しいですね。

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東大正門前。
サークルの勧誘用立て看板がたくさん並んでいました。
昔は、アジ看板が並んでいたものですが、そういう看板は見かけませんでした。

そういえば、学生時代に友人に誘われて、東大内にあった駒場小劇場に
「夢の遊眠社」のお芝居を観に来たことがあります。

野田秀樹さんをはじめとした役者さんたちが、
早口で台詞を喋り、舞台を走り回る様子に、
舞台といえば、ミュージカルと宝塚しか知らなかったわたしは、
ものすごく衝撃を受けました。

誘ってくれた友人は、わたしが芝居好きと思ったらしいのですが、
ちょっと方向が違ったかも(笑)。

すみません。
話が脱線してしまいました。

お昼もすっかり過ぎ、お腹が空いたので、渋谷に出てランチ。
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また珍しく、ジミ夫がとんかつが食べたいと言うので、
渋谷マークシティの和幸でランチ。

わたしは、ミニヒレカツとエビフライ。
ジミ夫は、ロースカツが2枚もついたランチ。

いつも少食なジミ夫、いったいどうした?

その後、地下の東急フードショーで買い物をして、電車で帰宅。
やはり食べ過ぎたらしいジミ夫は、夕飯はいらないとのこと。
珍しく晩酌もせずに、早々に自室に引き揚げていきました。

そう言うわたしも、お腹が空かず、薬を飲むためにバナナを1本。
やっぱり年ですねー。

胆石のため、手術で胆嚢を取ってしまったわたし、
油っぽいものを食べすぎると、お腹を下してしまいます。
今夜はポリフルを飲まないとまずいかも。

昨日は、生き甲斐迷子で、ネガティブになっていましたが、
今日は、まずまずの調子でした。

やはり日光を浴びて、たくさん歩いて、
脳内にセロトニンがたくさん作られたのでしょうか。

いつもは、夫婦それぞれの部屋に分かれて、
お互いに好きなことをしているわたしとジミ夫ですが、
一緒に歩けば話も弾むし、会話って大切だなと感じました。

東京の桜は、そろそろ散りはじめました。
来週は葉桜かな。

若い頃は、それほど花見をしたいなんて思わなかったのに、
この年になって、あと何回桜を見ることができるかなと思うと、
やっぱり桜の中に身を置いてみたいと思います。

母の入っているホームでも、お天気の良い日を選んで
近所の遊歩道のお花見散歩をしてくださるとのこと。
母も、今年の桜を楽しんでくれますように。

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