生前整理~一生モノの家具を手放し、そして今は
こんにちは、Uターン主婦のネロリです。
本日もご訪問いただき、ありがとうございます。
今日は、思ったほどお天気がよくなりませんでした。
明日は、青空が見られるといいのだけれど。
こんなお天気のせいか、体調のせいか、
母の介護関係の書類仕事が溜まっているのに
なかなかやる気になりません。
なかなかやる気になりません。
食欲もなくて、何を食べてもあまりおいしく感じません。
お腹がすく感覚がなくて、適当にお菓子を食べてすませるので
口内炎なんかができるんですよね(汗)。
うーーん、ダメダメなわたしです。
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さて、今回は、わたしが実家にUターンしてくるに当たって、
処分してきた家具についてのお話です。
何回か書いてきましたが、我が家は狭小住宅です。
そのため、大きなテーブルやソファーを置くスペースがありません。
これまで使っていたリビングの家具は、茨城の家に合わせたサイズなので、
新しい家には持って来ることができませんでした。
30年前、茨城に家を買ったときは、都内の2DKの社宅住まいだったので、
広い戸建てに引っ越すに当たり、リビングは好みの家具で揃えました。
当時のわたしの好みは、ホテルの部屋のようなインテリア。
シックで落ち着いた部屋が好きでした。
一生モノだと、思い切って買った家具。
途中、ソファーや椅子は張り替えたりしながら、大切に使ってきました。
それが、思いがけない実家への引っ越しで、手放せざるをえない状況に。
できたら、誰かに使ってもらいたいと思い、
いくつかの買取業者に当たってみましたが、どこも答えは同じ。
「購入後10年以上経った家具は、買い取れません」
我が家の家具は30年、それだけでアウトでした。
唯一、買い取ってくれそうだった業者も、
住所を言ったら、断られてしまいました。
どんなにいいものでも、10年経ったらだめなんでしょうか。
もし、都内だったら、買い取ってくれる業者がいたかもと思うと
本当に残念でしたが、結局、産廃業者に引き取ってもらうことに。
夫の実家を処分した時にも思ったことですが、
結局、需要と供給の問題なのでしょうか。
手放した家具たち。
すべて、カリモクのドマーニというブランドの「モーガントン」というシリーズです。
査定してもらうために、写真を撮ってありました。
↑ 6~8人が座れる、大きなテーブル。
↑ この椅子は6脚あったのですが、2脚だけ処分しました。
↑ 一番のお気に入りだったカップボード。
後ろが鏡になっていて、照明もついています。
人気商品なのか、現在も同じものがありました。
飾棚/EHA310 548900円
30年前は、330000円くらいだったかと。
うーーん、もったいない。
結局、新しい家に連れて行ったのは、ダイニングチェア4脚だけでした。
ダイニングには、コンパクトなダイニングセットを買ったので、
カリモクの椅子は、わたしと夫のパソコンデスクの椅子になっています。
もったいないなーと思いますが、仕方ないですね。
今の家は、大きな収納はほとんど作り付けなので、
食器棚や収納家具などは、ほとんど買いませんでした。
理由は、地震で倒れる心配をしたくなかったからです。
建て替え前の実家は、母が着道楽だったためタンスだらけで、
全部で8棹のタンスがありました。
危険なので、母に処分を申し出ましたが、かなり抵抗されました。
きっと母にとっても、思い出深い家具だったのだろうと思います。
その他に、背の高いカップボードと書棚もあって、
実家に泊まる時は、わたしはタンスの谷間に寝ていたものです。
ただ、やはり母が地震でタンスの下敷きになるのは怖いので、
何とか説得して、最終的にすべてのタンスを処分し、
洋服はハンガーラックと元からあったクローゼットに収納しました。
ある程度、母の衣類を整理してあったことで、
その後の実家建て替えの時には、かなり助かりました。
今の家のインテリアは「シンプルで掃除がしやすい」が基本です。
もともと、母を介護しやすいようにと考えた家。
将来的には、自分たちに介護が必要になった時にもラクな家を考えました。
ただ、土地がとても狭いので、二間続きになった母とわたしの寝室と、
トイレ・浴室・洗面を1階に取ると、
2階にリビングとキッチンを持ってくるしかありませんでした。
本当は、1階ですべてが完結する平屋が理想ですが、土地が狭いと難しいです。
夫は、2階のリビングの隣の部屋を使っています。
シニアになって建てた家については、これからも書いていきたいと思います。
子育て世代とシニア世代では、家に求めるものが違うなと思いました。
若い頃、
「年をとったらこういう生活をしたい」とか、
「きっとこういう生活になるだろう」と
ある程度想像したことはありますが、実際シニアになってみたら、
全然違いました。
息子は独立して家にいないし、未だに独身で、孫もなし。
そして、想像以上に過酷な認知症の親の介護。
孫の世話をしながら、悠々自適、たまに海外旅行にも行って
……って、何ひとつ実現していないし。
孫は授かりものゆえ、息子を責める気は毛頭ありませんが、
若い頃は本当に能天気だったんだなと、苦笑するのみです。
それでも、住む家があり、夫もわたしも命に関わる重大な病気はなく
何とか日々慎ましく、暮らしていけているのだから、
文句を言っていてはいけませんよね。
広さが半分の家への引っ越しは大変でしたけれど、
それを機に、生前整理や断捨離がかなり進んだので、
シニア夫婦のちいさな暮らしのためには、よかったのかなとも思っています。
↑ 唯一日当たりのいいバルコニーに置いたハンギング。
11月からずっと綺麗に咲き続けています。
毎日の心の癒しになっています。
本日も読んでいただき、ありがとうございます。
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