Uターン主婦のネロリです。
ご訪問いただき、ありがとうございます。
昨夜は疲れ果てていて、早々と寝落ちしてしまいました。
こんな風にバタンキュー(死語、笑)となるなんて、いつ以来でしょうか。
初めての「外出」
昨日は、母の通院の付き添いと初めての外出でした。
コロナ禍真っ只中に入所したので、通院付き添い以外の外出は禁止だったのですが、
ようやく外出が解禁になりました。
5月の半ばに母が帯状疱疹になって早2ヶ月。
幸い症状も軽く、すぐに回復したものの、通院はずっと続いていました。
それだけ大変な病気なのですね。
昨日は、先生に発疹の痕を見てもらい、もうこれでいいでしょうとのこと。
まだ茶色く痕が残っているものの、だんだんと薄くなるとのことです。
母本人からは見えない場所ですし、今さら誰かに見せるわけでもないので、
多少痕が残ってもいいと思いますが(笑)。
昨日はジミ夫が車を出してくれました。
8時半すぎに特養に到着したのですが、病院に行く途中の京王線の踏切がなかなか開かず、
皮膚科に到着したのは9時過ぎ。
昨日はいつも以上に混んでいて、診察まで1時間待ちました。
認知症患者を1時間おとなしく待たせるのは、なかなか大変です。
ようやく診察が終わったので、父のお墓参りに連れていきました。
目黒のお寺までは、車で30分ほど。
母は、一言も発せず、ぼんやりと車に乗っていました。
お寺に到着すると、突然母が「ここ知ってるわ」と覚醒しました。
それまで、何を話しかけても返事をしなかったのに、
「お墓参りに連れてきてくれてありがとう」とうれしそうでした。
ただ、足元が危なっかしくて、支えられてようやく歩くという感じ。
一人で立っていることは、もうできません。
遠からず、車椅子生活になるような気がします。
認知症ではあっても、足腰だけは丈夫な方だったのに、本当にあっという間ですね。
お墓参りの後は、自宅に連れていきました。
母が自宅に帰ってきたのは、確か5回目のコロナワクチンの接種以来なので、
半年ぶりくらいです。
家を見ると、覚えていたようでしたが、
建て替えた家と昔の家の記憶がごっちゃになっているようでした。
昼食は、母の好物の鰻のほかに、食べやすそうなものを出しましたが、
目では楽しんでくれましたが、ほとんど食べられませんでした。
鰻も小さめの1尾の三分の一を出したのですが、全部は食べられませんでした。
ご飯も100グラムも食べられず、職員の方から聞いてはいましたが、
本当に食が細くなったと驚きました。
ただ、デザートのアイスやケーキなどは、小さく分けて大皿に並べたら、
思ったより食べてくれて、ほっとしました。
食事をしながら話しているうちに、母もだんだんと記憶が蘇ってきたのか
話を色々とするようになりました。
食後に一緒に家族のアルバムを見たのですが、転勤先の場所も覚えていないし、
わたしたち三姉妹の誰が誰だかわからないようでした。
それでも、会話を続けるうちに、多少は意思の疎通ができるようになりましたし、
昔の母を思い出すような部分も見られ、良かったなと思いました。
夕方4時ごろ、特養に送っていきましたが、
予想通り、母は特養のことをすっかり忘れており、
不安でいっぱいの様子で、なんとか宥めながら部屋に連れていきました。
職員の方にも、母の様子を説明し、お願いしてから帰りました。
どうして自分を置いていってしまうのかと、責めるような母の視線を感じました。
これまでも、通院で外出した時はこんな調子なので、わかってはいますが、
やはり辛いものですね。
驚いたこと
今日はほかにも驚くことがいくつかありました。
車の側に立っているジミ夫が「おはようございます」と挨拶すると、
「あの人誰?」と母。
「え、わからないの?」と聞いたら、
「わかるわよ。うちの関係の人でしょ」とのこと。
うちの関係って・・・(笑)。
身内だとはわかるけれど、名前が出てこなかったのでしょうね。
母がジミ夫に会うのは半月ぶりくらいだと思うのですが、
それでも忘れてしまうのですね。
そしてもう一つ。
母を送って特養に戻った後のこと、
母がトイレから出てきたのを見計らって、そろそろ帰ると告げると
突然「どちら様ですか」と聞かれました。
さっきまで親しく話していたので、冗談で言ってるのかと思ったら、
母は真顔です。
「ネロリよ」というと「嘘です」と答えます。
もう一度「ネロリよ」というと、また「嘘です」と言いました。
今度はマスクを外し「お母さん、ネロリよ」というと、
ようやく思い出したようでした。
本当にびっくりしました。
でも、思い出してくれて良かったです。
いつか本当に、わたしのことを忘れてしまうのだなと思いました。
その時はきっとショックでしょうね。
母が施設に入所してから1年半。
コロナ禍の中、面会も外出もままならず、その間にどんどん母は衰えてしまいました。
母が認知症と診断されたときから、いつかはこうなるとわかっていましたが、
やはり現実として、母が変わっていくのを見るのは辛いですね。
母が好きだった薔薇。
「茨城の家」と言ってもわからないのですが、「薔薇の家」というと思い出してくれました。
短い期間でしたが、茨城の家でも一緒に暮らせて良かったです。
昨日と今日
【昨日の良かったこと3つ】
1.母とゆっくり話ができた。
2.母が喜んでくれた。
3.帯状疱疹の通院が無事に終了。
昨日の歩数:6876歩
昨日は、朝はやくから出かけることになっていたので、
6時半からのラジオ体操はお休みして、早朝ウォーキングだけ。
ただ、認知症の母を連れての通院、お墓参りなどで、気を遣ったせいか、
ものすごく疲れてしまい、夜はあっという間に眠れました。
【今日の良かったこと3つ】
1.妹たちからLINEがきた。
2.息子から痩せたと言われた。
3.体重が少し減った。
今日の歩数:14185歩
母の外出の様子を妹たちにLINEで知らせたら、久しぶりに返事が来ました。
(いつもは既読スルー、汗)
母のことを少しは心配してくれているのでしょうか。
末妹は9月に、母に会いにきたいということでした。
きっと驚くだろうなあ・・・。
今日は、ウォーキング、ラジオ体操、30分フィットネスと、汗だくで頑張りました。
ただ、午前中にフィットネスに行ったので、午後は昼寝をしてしまいました(汗)。
停滞期に入ったはずなのに、なぜか体重が減りました。ちょっとラッキー。
ただ、明日には戻っているかもしれません。
そして、息子に母と一緒に撮った画像を送ったら、
「お母さん、顔が痩せたね」と言われました。うれしい!
まだ先は長いけれど、標準体重目指して頑張ります。
本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
コメントや応援クリック、メッセージ、いつもありがとうございます。
更新の励みになっています。
それでは、また・・・。
どれかひとつ、クリックしていただけると嬉しいです。
- 関連記事
-