悩みの種は色々あれど

ネロリ

Uターン主婦のネロリです。
ご訪問いただき、ありがとうございます。

母の嘆き

昨日は、特養に入所している母の面会に行きました。
帯状疱疹の方は、すっかり良くなったようですが、
腰痛がひどいようで、とても痛がっていました。

整形外科にも連れて行きましたが、
特に悪いところはなく、老化のせいと言われています。

湿布を貼ってもらっていますが、なかなか治らないようで、
「もう死んだ方がまし」「長生きなんてするものじゃないわ」と
ポジティブだった母とは思えないような弱気な発言。

母はとても頑健な体質で、高校卒業までずっと皆勤賞をもらってきました。
わたしの記憶にあるかぎり、風邪で寝込んだことすらほとんどありませんでした。

これまで痛みのある持病もなく過ごしてきたので、
こたえているのかもしれません。

母の腰をさすってあげると、多少は痛みが和らぐようで、
「ありがとう」「こんなことさせてごめんね」と繰り返していました。

わたしが行くたびに「ここはどこ?」「なんでここにいるの?」とわたしに聞く母。
その度に、母に対して申し訳ない気持ちになってしまいます。

ただ、こんな状態の母と一緒に暮らすのは難しいと感じるし、
母と離れたからこそ、自分の時間を持てるようになったのは事実。
複雑な思いもありますが、できる範囲で母に寄り添っていこうと思います。

うつ病息子

わたしのもうひとつの悩みの種、うつ病で休職中の息子。
最近は、少し良くなってきているようです。

昨日は、部屋の掃除や片付けをしているそうで、
部屋がすっきりしたと、明るい声で電話してきました。

ただ、相変わらず不眠や頭痛で、一日中起きられない日もあるようで、
体調がいい日ばかりではないようです。
少しずつでも体調の良い日が増えてくれれば良いなと思っています。

息子の件については、父親であるジミ夫と悩みを共有できること、
それぞれの考えがあって、夫婦で話し合いができることもあり、
最初はものすごくショックでしたが、今はなるようにしかならないと思っています。
それに、本人がまだ若く、自分の人生を自分で考えることができますから。

母の方は、悩ましいというより、切ないという気持ちですね。
娘心、母心、どちらも複雑です。

母のことも、息子のうつ病も、わたしの力ではどうしようもないこと。
頭ではわかってはいますが、時々どんよりと気持ちが落ち込んでしまいます。

そんな時は、好きなことをしたり、身体を動かしたりして、
気持ちを上げるようにしています。

くよくよしたって仕方がないし、
何の悩みもない人生なんてありませんものね。

先日の記事に書いた伯母のように、傍目からは優雅そのものな人でも、
色々ありますから。

neroli_1409.jpg
お散歩風景。色づき始めた頃のアジサイが好きです。

今日は、東京に引っ越してきて初めて、ジミ夫が夜の会食に出かけます。
コロナ禍も収まってきて、ようやく普通の日々が戻ってきたということでしょうか。

数年ぶりの、気楽なひとり夕食。
こんな小さなことで、幸せを感じています(笑)。

本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
コメントや応援クリック、メッセージ、いつもありがとうございます。
更新の励みになっています。
それでは、また・・・。

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Comments 4

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そら

いつも読み逃げばかりですみません。

お母様 今 施設での日々 最善だと思います。自宅介護 ネロリさんに負担が多すぎました。

私のいとこ 自分の両親の介護 その後 介護を手伝っていたご主人が病になり 連続で3人のお世話をしてました。重労働から 肩を痛めてしまい 来月手術です。

二人娘さんがいるのですが 少し遠くに住んでいて まだ 小学生のお子さんたちがいるので 手術当日は 私が行きます。あんなに 家族のことで 献身的になっていたいとこですが 彼女のお姉さんも既に亡く 幼い頃からお付き合いしていた私は 少しでも お手伝い出来たらと思います。

介護 精神的にも相当なストレスもありますが 力仕事は 身体を痛めてしまいます。お母様の事で これ以上 自宅介護は無理と 皆が判断しての施設入居 本当に良かったです。

ネロリ
ネロリ
そらさま

そらさま、こんばんは。
コメントをありがとうございます。

お忙しい毎日をお過ごしなので、読み逃げ全然OKです〜。
どうぞお気になさらずにね。
お気遣いありがとうございます。

おいとこさま、大変ですね。ご両親に続き、ご主人まで・・・。
わたしも他人事ではありません。
ジミ夫をもっと大切にしないといけませんね。反省。

そして、自分の身体を大切にすることも。
ついつい突っ走ってしまうところがあるので、
もっと自分の時間を大切に、ゆったりと暮らしたいと思います。

そらさまのコメントで、ちょっと目が覚めた感じがしました。
本当にありがとうございます。

原田さよ

お母様の腰痛、お辛そうです。1日でも早く回復されますように。

生意気な言い方になってしまいますが、施設入居は正しい選択だったと思います。ネロリさんやご主人のためというのはもちろん、お母様にとってもきっと。

息子さんのことも、ネロリさんは優しく、でも適度な距離を保ちながら寄り添っておられると思います。これは難しく、なかなか出来ないことだと思います。息子さん、ゆっくり確実に回復なさいますように。

ネロリ
ネロリ
原田さよさま

さよさま、こんにちは。
コメントをありがとうございます。

母とは、遠距離介護、同居介護から施設入所まで、本当に色々ありました。
あの頃のことを思い出すと、やはり「とても無理」と思います。

それでも母に対して色々思ってしまうのは、
「母を見捨ててしまった」という気持ちが
まだどこかに残っているのかもしれません。

でも、いつかそんな思いを手放して、
「これでよかった」と思えるようになりたいです。

息子のことも、心配すればキリがないですが、
自分とは別の人間なんだと思うようにしています。
なかなか難しいですが。

お忙しい中、コメントをいただき本当にありがとうございます。
どうぞ無理なさらないでくださいね。
読んでいただけるだけで、感謝でいっぱいです。