斑鳩の里にて法隆寺・法起寺・法輪寺〜春の奈良旅5

ネロリ

Uターン主婦のネロリです。
ご訪問いただき、ありがとうございます。

すっかり遅くなりましたが、奈良旅の続き、5回目です。
よろしければ、お付き合いください。

法隆寺

2日目のメインは、法隆寺です。
奈良中心部からは少し離れているので、昨秋の旅行で行けませんでした。
今回のツアーの1番の目的が、法隆寺を訪ねることでした。

中学の修学旅行以来の法隆寺。
日本初のユネスコ世界文化遺産、そして世界最古の木造建築として有名ですが、
わたしは、山岸凉子さんの「日出処の天子」のファンでもありましたので、
厩戸王子ゆかりの法隆寺に行くのを楽しみにしていました。

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南大門。国宝指定建造物。室町時代に再建されたものです。


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国宝の中門。後ろにはこちらも国宝の五重塔。
どちらも飛鳥時代に建てたれたものです。

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中門の両脇には、国宝の金剛力士像が睨みを聞かせています。
門の中心に柱が立つという独特の構造。

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金堂(飛鳥時代)と、奥に見えるのが大講堂(平安時代)。
どちらも国宝。
本尊は釈迦三尊像で、聖徳太子の病平癒のために造られました。

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飛鳥時代に再建されたという五重塔。国宝。
相輪には4本の鎌がかかっています。


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五重塔を支える邪気。江戸時代に取り付けられたらしいです。

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桜が満開の回廊。こちらも国宝。
円柱は真ん中が膨らんだエンタシス様式。

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回廊から望む桜。

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夢殿(国宝)。
奈良時代、聖徳太子の住居だった斑鳩宮跡に建てられました。

さすが日本で最初の世界文化遺産だけあって、どれもこれも国宝や重要文化財。
国宝が約40点、重要文化財も含めると約3000点だそうです。
大宝蔵院には、有名な夢違観音像や玉虫厨子などが安置されています。

中学の修学旅行以来の法隆寺。
あの頃は、教科書に載っている有名なお寺くらいの認識でした。

わたしの目は、目新しいものばかりに向けられ、
日本という国の成り立ちや文化には、全く興味がありませんでした。
まだほんの子どもでした(笑)。

この歳になってようやく、歴史を辿る楽しみを知った気がします。
飛鳥時代や奈良時代の建造物や仏像が今の時代にまで残っているなんて、
本当に奇跡のように感じました。



隠れ家レストランで昼食

お昼は、法隆寺の近くで和食をいただきました。
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うぶすなの郷TOMIMOTOです。


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人間国宝・富本憲吉氏邸をリノベーションしたレストラン。

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内装もお庭も素敵でした。

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美味しいランチでホッと一息。

午前中いっぱいかけて法隆寺を堪能し、さすがに疲れていたので、
ゆっくりと休憩できました。

法起寺

さて、午後は法隆寺近くの法起寺へ。
午前中は曇りがちでしたが、青空が広がりました。

法起寺もまた、聖徳太子が建立したお寺と伝えられています。世界遺産です。

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現在は西門が入口になっています。

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飛鳥時代に建てたれた日本最古の三重塔。国宝です。
法隆寺の五重塔に造りが似ています。

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天平時代に金堂があった場所に建っている聖天堂。
これは江戸時代に建てられました。

法輪寺

法起寺の後は、法輪寺に向かいました。
こちらも聖徳太子ゆかりのお寺です。
推古天皇が聖徳太子の病気平癒を祈って建立したと伝えられています。

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国宝だった三重塔は、昭和19年に落雷のため焼失。
現在の塔は昭和50年に再建されたもの。法隆寺や法起寺と同じ飛鳥様式です。

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金堂と桜。

法起寺と法輪寺は今回初めて訪ねましたが、どちらも趣のあるお寺でした。
また、聖徳太子ゆかりのお寺ということで、とても興味を惹かれました。
「日出処の天子」ファンとしては、法隆寺とともに聖地巡礼のような(笑)。
のどかな風景の広がる斑鳩の里、まだ行ってみたいお寺もあり、また訪ねたいです。

少し長くなりましたので、今回はここまで。
もうしばらく続きますが、奈良に興味がおありの方はお付き合いくださいませ。

おまけ

旅行に行くとスマホで写真をたくさん撮るのですが、
整理することもなく終わってしまうことが多いわたし。

ブログに書くことによって、パンフレットを読み直したり、
写真を整理したりして、2度楽しめる気がします。
自分の備忘録のためにも、とてもいい方法だなと感じました。

本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
コメントや応援クリック、メッセージ、いつもありがとうございます。
更新の励みになっています。
それでは、また・・・。

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