Uターン主婦のネロリです。
ご訪問いただき、ありがとうございます。
大阪・京都・宝塚の旅から戻って1週間が経ち、
ようやく日常が戻ってきた感じがします。
大阪での観劇がきっかけの旅でしたが、
4年ぶりに会った宝塚在住の友人との時間がとても楽しくて、
自分が主婦であること、シニアであることすら忘れて過ごしました。
友人は独身なので、ジミ夫や息子の話はしませんし、
もともと趣味の仲間なので、親の介護の話もあまりしません。
話題は、だいたいお互いに興味のあることばかり。
彼女は美大出身で、もともとはデザインの仕事をしていたので、
色彩構成について、いろいろ教えてもらいました。
趣味で水彩スケッチをよく描いているので、
今回も、帰宅後、たくさんの画像と共に、筆の選びかたをLINEで送ってくれました。
筆の解説は、まだまだ続きました。さすが。
そして、こんなお土産まで(泣)。
名刺サイズのパレットは、無印良品の名刺入れを使った彼女の手作りです。
すごすぎる・・・。彼女のパレットも見せてくれました。
これを持って、水彩スケッチに行くそうです。
わたしが色鉛筆画を描いていた頃、
パステルの効果的な使い方を教えてくれたのも彼女でしたっけ。
素人のわたしにとっては、目から鱗のことばかりで、
とても勉強になりました。
彼女は、自分の知っている知識を出し惜しみすることなく、
わかりやすく教えてくれる人なので、本当にありがたいです。
人に与えることに関して、絶対に損したくないとか、
1円でも出すのはイヤみたいな人もいますが、彼女はその真逆。
知識でも、モノでも、出し惜しみしません。
今回も、1枚きりの千秋楽チケットを、わたしに譲ってくれました。
わたしは彼女がチケットを取っていることすら知らなかったので、
彼女が自分で観劇しても、何ら支障はなかったのです。
それなのに、わたしがチケットが取れなかったのを知り、声をかけてくれました。
そんな人なので、みんなから好かれていますし、
人が自然に集まり、すごい人脈があったりもします。
今はフリーランスで仕事をしている彼女。
自分では「わらしべ○子」なんて笑っていますが、
実力と人柄なんじゃないかなと思います。
好きなことに熱中して、それを極めている友人を見て本当に憧れるし、
自分もやりたいことをやろうと励まされます。
自分の年を考えると、もう遅いしとか、今さら無理と引っ込み事案になったりしますが
彼女と話しているとそんなことを忘れてしまいます。
もちろん、ただ才能があるだけではなく、とても優しい人でもあります。
12年前の今日、東日本大震災のとき、真っ先にメールで安否確認と共に、
「断水に備えて、お風呂に水をためて!」と教えてくれたのは彼女でした。
彼女の言葉通り、湯船に水を張ったすぐ後に断水になりました。
彼女はわたしと知り合う前の阪神淡路大震災で自宅半壊の被害を受けていて、
当時はずいぶん大変な思いをしたそうです。
なので、12年前も我が家のことをとても心配してくれました。
彼女と知り合う前のわたしは、自信のなさから殻にこもったり、
人に馬鹿にされたくないと虚勢を張っているところがありました。
でも、彼女を見ていて、人に対して思いやりを持って誠実に接しようと思うようになりましたし、
そう考えるようになって、新しい友人もできるようになりました。
とはいえ、言いたいことはきっぱり言うし、
時には「ブラック○子」(本人談)が発動することもあるようです(笑)。
彼女が輝いているのは、きっと自分軸で生きているからなのでしょう。
わたしたちが知り合った時、彼女はまだアラサーでしたが、
しっかりと自分を持っている人に見えました。
「結婚したい」とか「子どもが欲しい」と聞いたこともなく、
ただ、やりがいのある仕事と、好きなことに邁進していました。
わたしも、彼女が結婚して主婦になる姿なんて想像できなかったです。
今の彼女は、あの頃と変わらず、いえそれ以上にキラキラと輝いていて、
それは、彼女が自分自身の努力で掴み取ってきたものなのだと感じます。
わたしは、悩んだり、ブレたり、病んだり(汗)が多い人間ですが、
なぜか彼女とは気が合い、励まされ、刺激を受けながらここまできました。
姉妹関係はなかなかうまくいきませんが、友人には本当に恵まれました。
感謝しなければいけませんね。
京都・城南宮の「桃山の庭」。
彼女とわたしの共通の趣味は、宝塚観劇の他には、マンガ好きなこと。
そして、好きなマンガや小説の好みが似ていること。
今でいう「オタク」です(笑)。
昔はオタクに対するイメージがあまり良くなかったので、
(今も、シニア世代にとっては良くないかもしれませんが)
彼女とわたしは「同志よ!」という感じで、よけいに仲良くなったのかもしれないですね(笑)。
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