認知症の母をワクチン接種に連れて行く
Uターン主婦のネロリです。
ご訪問いただき、ありがとうございます。
今日は、昨日と打って変わって快晴の東京でした。
気温も高く、日差しの下ではポカポカ感じるほど。
朝、ラジオ体操に行くと公園の雪もすっかり溶けていました。
さて、今日は母のコロナワクチン5回目の接種日。
特養での集団接種ができなかったので、区の集団接種会場に連れて行きました。
先週、腰痛で総合病院の整形外科にかかった母でしたが、
腰の痛みも落ち着いたようで、我が家の車に乗って会場に向かいました。
最近は、ワクチン接種する人も以前ほど多くないのか、すぐに案内してもらいました。
わたしとジミ夫は「同行者」と書かれたカードを首からぶら下げ、母に付き添います。
前回も感じましたが、何だか申し訳ないほど、細やかで親切。
高齢者が多いせいか、トイレの案内までしてくださいます。
おかげで、母もスムーズに接種を終えることができました。
予定より早く接種が終わったので、車で自宅に連れて行きました。
昨年の1月に、母が施設に入所してから、自宅に戻るのは初めてです。
ずっとぼんやりと車に乗っていた母でしたが、
自宅近くになり、場所を教えてあげると、急にいきいきとした声になりました。
最近のことはわからないけれど、昔のことは記憶があるようです。
家に入って、トイレに行った後、母の好物だったチョコアイスバーを出すと、
美味しそうに食べました。
ただ、以前の母だったら好物に大喜びしたと思うのに、なぜか無反応。
食べることに、興味がなくなってきたのかなと感じました。
歩く時は、わたしとジミ夫に両側から支えられて、よちよちと歩く母ですが、
2階への階段を登ることはできたので、安心しました。
思ったより筋力はあるようです。
降りる時も、何とか降りることができました。
ただ、靴を脱いだり履いたりする動作は、一人ではできませんでした。
たった1年で、ずいぶんと衰えてしまった母。
遠からず、車椅子生活になってしまうかもしれません。
その後、自宅から特養まで車で送って行ったのですが、
降りる時に「ここどこ?」と聞くので施設名を言ったのですが、
「こんなところ、知らない」と言われてしまいました。
ケアマネさんが、玄関に迎えにきてくれて、
「ネロリ母さん、おかえりなさい」と言われたときに、
きょとんとした顔で「あら、わたし、ここに住んでるの?」と言いました。
「そうですよ、ネロリ母さん。僕のこと忘れちゃいました?
今朝、会ったばかりなのに」と言われ、
「ああ、何だかそんな気がするけれど、忘れちゃったわ」と母(汗)。
それでも、素直にケアマネさんに連れられて部屋に戻って行きました。
認知症が進行し、すっかり衰えてしまった母だけれど、
わたしとジミ夫のことは認識してくれるので、まだいい方なのでしょうか。
わたしに暴言を投げつけていた頃に比べたら、別人のように穏やかにはなりましたが、
ここまで認知症が進むと、自宅介護は無理だと改めて感じました。
ただ、できればもう少し面会条件が緩和され、特養の母の部屋で面会したり、
たまに自宅に帰ることができたら、どんなにかいいだろうと思います。
母が元気なうちに、そんな日が来ますようにと願わずにはいられません。
茨城県の国営ひたち海浜公園のスイセン。
ネモフィラだけでなく、チューリップやスイセンも見事です。
春になったら、また行きたいなあ。
今日からわたしの住む区でも、梅まつりが始まりました。
コロナ禍のため、3年ぶりの梅まつり。
午後から出かけてみましたが、とても賑わっていました。
母も友人と連れ立って、よく出かけていましたっけ。
もう少し時間があったら、母を連れてきてあげたかったなと思いました。
本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
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