地味で面白味ゼロだけど、わたしにはない夫の美点

ネロリ

こんにちは、Uターン主婦のネロリです。
ご訪問いただき、ありがとうございます。

コロナワクチン3回目接種から5日目になりました。
少し頭痛がありますが、もともと頭痛もちなので、
ワクチン副反応かどうかは、わかりません。
生活は、ほぼ通常に戻りました。

さて、先日、我が夫のことをボロクソに書いてしまいましたが、
そんな夫と38年も暮らしているのだから、
まさに破れ鍋に綴蓋、似た者夫婦ということなのでしょうか(笑)。

今回は、そんな夫の汚名返上(笑)のために、
これだけは、わたしにはないなと感じる夫の美点について、書いてみます。

まずは、改めて夫を紹介。

昭和26年生まれ。てんびん座。血液型はA型。
性格をひとことで言えば、超マイペース。
真面目。几帳面。感情の浮き沈みが少ない。
無口で学究肌。
地道にコツコツタイプ。
地味すぎて、家の中で背景化している。

もともと土木系エンジニアだったが、
時代の流れでシステム開発に携わるようになり、システムエンジニアに。
出世競争とはほぼ縁のない変わり者が集まった部署で、
地味に社内システムを構築。

50代半ばに一度、ウイルス性髄膜脳炎で死にかける。
人生最大の派手な出来事。

社内の派閥争いに巻き込まれなかったおかげで、
特に出世もしなかったが、左遷もされず、地味に定年を迎える。
定年後も会社に残り、65歳でリタイア。今は、毎日が日曜日。

趣味は、読書と株とパソコン。愛煙家。
ケチではないが倹約家。息子に対してのみ財布の紐が緩い。
真正ミニマリスト(本人無自覚)。

こんなところでしょうか。

前の記事にも書きましたが、
夫はあまり人間に興味がないという感じの人。

わたしも、若い頃は、「冷血人間!」と感じたこともありましたが、
冷たいのではなく、気が付かないんですよね。
空気を読むのが苦手で、人の気持ちがわからないタイプ。
そして、とっても地味なジミーくん。

でも、そんなジミ夫でも(ひどい)
唯一、わたしには絶対にない美点があります。

それは「人を責めない」こと。

というか、実は私が人を責めがちな人間で(母に似た)、
その欠点を何とかしたいと思っているのです。

わたしは、人を責めたり、ミスをあげつらうのは得意なくせに(ひどい)
自分はかなり不注意で、がさつで、粗忽者です。

今までに、お財布をすられたこと3回。
ハンドバッグを駅の公衆電話に置き忘れたり(駅で保管していてくれた)、
傘を電車とホームの間に落としたり(駅員さんがマジックハンドで取ってくれた)、
スーパーで買った荷物を置き忘れて帰ったことも、何度もあります。

一番ひどいのは、大学の入学式を間違えて、前日に行ってしまったことかも。
前日だからよかったものの、翌日だったら大変でした(汗)。

モノを無くしたり、壊したりは日常茶飯事。
でも、そのことで夫に責められたことはありません。
たいてい「怪我がなくてよかったね」で終了です。

もし、わたしが夫だったら、

「またやったのか」
「だから言わんこっちゃない」
「ぼんやりしてるからだ」
「不注意にもほどがある」
「何回やったら気が済むんだ」
「まったく呆れてモノも言えないな」

まあ軽くこれだけのことは言えそうです(どんだけ)。
完全にモラハラ夫ですね。

そう考えると、夫の我慢強さを尊敬するのみです。
それとも、わたしの失態に慣れて、悟りを開いたのでしょうか?
それとも、興味がない?(っていうか、どうでもいい? 汗)

わたしと夫は、お見合い結婚です。
当時、わたしは青春を謳歌する24歳のギャル(死語)。
夫は、崖っぷち?の32歳。

仕事が忙しく、おまけに男だらけの職場にいたため、
心配した夫の親が、人に頼んで相手を探していたらしいです。

そのアンテナに引っかかったのがわたし。

わたしは、当時、結婚する気はまだなかったのですが、
母がもらってきた釣り書きを見ると、
同じ高校出身で、似た業界で働いていることがわかりました。
会ってみたら、真面目そうな人だったので、つき合うことに。

初デートで夫が持ってきたのは、自分が書いた設計図。
「ボクとキミの人生設計」ではありません。
建設中の巨大プラントのマジな設計図です(笑)。

真面目に説明してくれる夫ですが、わたしにはほぼ意味不明。
でも、仕事が好きなんだなということは分かりました。
現場の写真も見せてくれて、写真にうつるヘルメットに作業着姿の夫に
不覚にもキュンとしてしまいました。(制服萌え?笑)

わたしは、根っからの文系人間で事務職。
まわりにいた男子も同様だったので
夫のような現場で働く人は、初めてでした。
そこが新鮮で良かったのかもしれませんね。

8歳年上なので、優しいお兄さんという感じで、
熱烈な恋愛感情はありませんが(笑)、この人となら穏やかに暮らせそう。
そう感じて、結婚を決めました。
女ばかりの三姉妹の長女なので、兄が欲しかったんです(笑)。

お見合いから7か月後には、結婚していました。
もともと親が持ってきた話ですし、
お見合いならそんなものかもしれませんが、
周りの友人は、皆、びっくりしていましたっけ。

あれから38年。何もなかったわけではありませんが、
まあまあ平和にやってきています。
色々ケンカもしたように思いますが(ほぼ私が怒ってただけ)
ほとんど忘れてしまいました。

忘れるって、人間に与えられた才能のひとつかもしれませんね。

前回、夫についてあまりに好き放題書いたので、
今回は目いっぱい上げてみました。

実は、今日は夫と初めて会った日。
つまり38年前、お見合いした日なのです。
もちろん、夫は忘れていますが(笑)。

こんな風に、母のことも、
いいことだけ覚えているようになれたらいいな。

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↑ 無意識のうちに私服の制服化で、いつも同じ服(笑)。
 ミニマリストじみい?(有名ミニマリストさんのパクリじゃありません)

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↑ せめて綺麗な画も。

我が家は庭なしですが、玄関には門柱の下に、小さな小さな花壇があります。
ただ、日当たりが悪く、普通の花は植えられません。
なので茨城の旧自宅から持ってきたクリスマスローズと
ヒューケラを移植しました。
暑い時期に無理やり移植したので、心配しましたが、
例年より花は少ないものの、なんとか開花しました。
この小さな花壇をシェードガーデンにしてみたいです。

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↑ 何とか枯れずに根付いたクリスマスローズ。

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↑ うつむいて咲くので、撮影が難しい!

今回もまた、長文におつきあいいただき本当にありがとうございます!
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Comments 2

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ムンク
ビックリです

なんだか、似ているところが多くて驚きましたー。私に文才がないのは置いておいて。私と主人も知り合いの紹介でお見合い。私が24主人が32の時でした。歳の差は7ちですけれど、お見合いから結婚式まで約7ヶ月。今年で33年になります。凄く好きになった訳ではないですが、穏やかに暮らせるかもとは思いました。今はもはやルームシェアしてる感じでしょうか?笑
性格が真逆なせいでうまくここまで来られたのかもです。まぁ間にはあれこれありましたが 汗
この状態がずっと続きますようにと思ってます。

  • 2022/03/18 (Fri) 08:39
  • REPLY
ネロリ
ネロリ
Re: ビックリです

ムンクさま、コメントありがとうございます。

いやー、ホントに似ていますね!
ムンク家とネロリ家(笑)。

ルームシェア、言えてる!
でも、我が家の場合は、わたしが家政婦というのが(汗)。

ムンクさまも、お見合いだったのですね。
恋愛結婚にも憧れましたが、恋愛中って相手が見えていないこともあるから、
冷静に?相手を観察できるお見合いって、案外いいかもって思います。

わたしは恋愛すると、傷つくことが多かったから、
大恋愛は、マンガや宝塚で味わう程度でいいかな(笑)。