メンタル疾患〜偽物の元気とバッテリー切れ

ネロリ

Uターン主婦のネロリです。
ご訪問いただき、ありがとうございます。

お天気のいい日が続いているので、家にいるのがもったいなくて、毎日のように散歩。
お隣のお宅が屋根や外壁のリフォーム工事中で、うるさいほどではないけれど、
結構な音がするということもあり、ついつい外に出てしまいます。

偽物の元気

暑い夏が終わったからなのか、いいお天気が続いているからなのか、
最近は、不眠の悩み以外は、メンタルも安定し、元気な毎日です。

ただひとつ心配なことは、この元気が本物なのかどうかです。
わたしは、パニック障害が原因でうつ病になり、
その後、双極性障害と診断された過去があります。

うつから回復した時に、すっかり治った気になって、
病気の時にできなかったことを、色々やっていた時期がありました。
旅行やお稽古事、他にも興味のあることには何でも手を出しました。
まだ母も元気だったので、母とも度々出かけていました。

その後、急激にうつ症状が出て、また心療内科に行くことに。
その時に、双極性障害と言われたのです。

わたしが、治った、元気になったと思っていたのは、
単なる躁状態(躁転)だったというわけです。
大変なショックでした。

感情のアップダウンを穏やかにする薬が処方され、
また、病院に通う日々が続きました。
結局、パニック障害を含めて、8年間の通院生活でした。

昨年、約10年ぶりに心療内科に通うようになり、
また双極性障害の頃に飲んでいたものと同じ薬が処方されました。

抑うつ状態はなくなり、元気を取り戻しましたが、
この元気が本物なのか、それとも躁転なのか自分でもわからず、
少し不安に思ったりしています。
今週は心療内科の予約が入っているので、先生に相談してみようかと思っています。

バッテリー切れ

もうひとつ気になっていることがあります。
仕事などで疲れ果てた時に、よく「バッテリー切れ」という表現をしますが、
一度うつ病になると、そのバッテリーの残量があっという間に減ってしまうのだそうです。

よく、古くなったスマホのバッテリーがあっという間に減ってしまうことがありますよね。
あんな感じだそうです。

なので、うつから回復して「もう治った」「元気になった」と思っていても、
実際は普通の人よりバッテリーの減りが早いので、無理は禁物とのことです。

うつから回復すると、嬉しくて、ついつい無理しがちなんですよね。
今までの時間を、取り戻そうと思ってしまうのかもしれません。

わたしも、そういう気があるので、気をつけなくてはいけないと思います。
自分をコントロールするって、本当に難しい。

neroli_842.jpg
高尾山の風景。

今日は、ジミ夫とプール開放に行ってきました。
泳ぐのは好きだし、不眠にも効果があるのではないかと思うのですが、
無理は禁物と思い、抑え気味にゆっくり泳ぎました。

絶対昼寝はしないと思っていたのに、帰宅後、ソファに座ったまま眠ってしまいました。
せっかく運動したのに……(汗)。
今夜は、うまく寝付けるといいのですが。

本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
コメントや応援クリック、メッセージ、いつもありがとうございます。
更新の励みになっています。
それでは、また・・・。

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Comments 4

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フユ子
私もそう(躁)かも…

ネロリさん、こんにちは~。
躁状態とバッテリー切れのお話、
私も当てはまるなあと思いながら読ませていただきました。

私もなかなかやる気が出ない無気力期と
やたらハイテンションで意欲満々の活動期があります。
特に今年は色々なことに手を出し、
新しい経験をして充実感はあるのですが、
ここにきて疲れが溜まってきたのか
体力・気力がバッテリー切れという感じですね。

今までは、そんな自分が怠け者に思えたり、
ふがいなく情けなく思ったりしましたが、
長く自分と付き合っているうちに
それが自分の気質(特性)なんだと分かり、
「ちょっと飛ばし過ぎたね」
「ここらで一休みしよう」
と力を抜いてボーッとすることに
罪悪感を感じないようになりました。
仕事をやめたので
それが可能になったのですけどね。
そういう意味では
今は大分ストレスフリーになったと思います。

手帳が予定で埋まっていないと
不安になっていた現役時代は遠い昔。
今は、
一日おきくらいに(外出の)予定があるのがちょうどよく、
何も予定のない日に
ゆっくり家の中や庭のことを考えたり、
手をかけたりする時間が貴重だなと思うようになりました。

でも、運動不足だけはどうにかしなくては!!
それは、今後の大きな課題ですね。

朝晩、冷え込むようになりましたね。
コロナも第8波に入ったようです。
くれぐれも、ご自愛くださいね。

  • 2022/11/09 (Wed) 08:37
  • REPLY
水菜

こんにちは。
私は双極性障害の軽いもので、気分循環性障害らしいです。(心療内科での診断によれば)
すごくテンションが上がって色々失敗してしまうような躁状態は経験ないけれど、能天気になり、人恋しくなり、普段は引きこもりがちなのに外出が楽しくなる時期があるんですよね。
これらは特に変なことではありませんが、その後で鬱々してきて、鬱々期間がしばらく続くので…
元気な人にとっては普通である状態=私にとっては躁に近い状態らしいです。
お互い気を付けましょう;
私の場合、気分循環性障害より不安神経症のほうがキツイけれど…
(大きめの不安を感じると、動悸や過呼吸、混乱など…パニック障害に近い状態になるので)
これらは完治するとは思えないので、何とか上手く付き合っていきたいです。
ネロリさんも、お大事にね。

  • 2022/11/09 (Wed) 09:25
  • REPLY
ネロリ
ネロリ
フユ子さま

フユ子さま、こんばんは。
コメントありがとうございます。

フユ子さまも、活動的な時とお疲れモードの時があるのですね。
いつも色々なことに挑戦しておられる印象でしたので、意外でした。
健康な方でも突っ走ってばかりだと、
やはりエネルギーが途切れてしまうのでしょうか。

わたしは、子どもの頃からやる気の波が激しい性格で、
それが双極性障害の根っこにあるのかなと思ったりします。

ゆっくり休み、穏やかな心地で暮らせたら、それもまた幸せですよね。
わたしも、自分なりのペースを守って、
楽しくのんびり暮らせたらいいなと思います。

庭仕事、大変なことも多いと思いますけれども、
緑や土と触れ合えるフユ子さまが、とても羨ましいです。
ローメンテナンスで素敵なお庭になりますように♪

ネロリ
ネロリ
水菜さま

水菜さま、こんばんは。
お引越しお疲れ様でした。
7年ぶりに地元に戻られたとのことで、Uターンのお仲間ですね。
妹さんが同じ市内にいらっしゃって、頼れる存在なのが羨ましいです。

気分循環性障害も、自分では気づきにくい感じですね。
わたしも躁転の時期は、自分が万能になったような気になり、
ものすごい浪費をしたり、友人にも引かれるような行動をしてしまいました。

不安神経症は辛いですよね。
予測できればいいのですが、予期せぬ時に不安症状が突然襲ってくると、
本当にパニックになります。
恐怖をうまくやり過ごすのは、わたしもなかなかできません。
病院が苦手なので、重い病気になる(入院や手術)のが一番怖いです。

水菜さまも、お引越しされて、今は慌ただしくお過ごしだと思いますが、
しばらく経つと、お疲れが出ることもあると思います。
どうぞお身体を大切にお過ごしくださいね。