実家の片付け〜友人&わたし

ネロリ

Uターン主婦のネロリです。
ご訪問いただき、ありがとうございます。

呼吸器内科へ

今日は、睡眠時無呼吸症候群の診察日でした。
3ヶ月に1回、呼吸器内科に通い、CPAP装置のSDカードを提出して睡眠状況を調べます。

呼吸が止まっているのは、平均で1時間に約4回でした。
5回以下が正常なので優秀ということで、ほっと一安心。

睡眠時無呼吸症候群は、治療薬がありません。
CPAP療法は対症療法なので、死ぬまでこの機械を使い続けなければならず、
お金もかかるし、面倒だと感じることもありますが、
放っておくと命に関わる病気なので、続けています。

次回は、来年2月。
いつか、CPAP以外の治療法ができればいいのですが。

実家の片付け〜友人&わたし

病院の後、友人と待ち合わせてランチ&お茶をしました。
ひと月ぶりのおしゃべりはとても楽しくて、時を忘れてしまいました。

話題は、健康のこと、親の介護のこと、これからの生活についてなど。
シニアの話題は、どうしてもそうなりますよね(汗)。

彼女のお母様も認知症で、長いこと都内の介護付き有料老人ホームに入所しています。
要介護3とのことで、特養への入所は考えていないのかきいたところ、
お母様の住民票がまだ実家なので、今のままでは難しいと言っていました。

ご実家は大阪のマンションで、弟さんと部屋を片付け、今は何も置いていないそうです。
東京に引き取った当時は、老健に入所し、2年経ったところで、
今のホームに入ったとのこと。

当時はお母様の症状も、今ほど進んでおらず、実家はそのままだったのですが、
ほぼ寝たきりになったことで、もう戻ることもないだろうと、片付けたそうです。
友人が言うには、マンションの部屋はまさにゴミ屋敷状態だったとか。

東京から新幹線で大阪に行き、ホテルに泊まりながら実家に通ったと言っていました。
全部で3回くらい、大阪に片づけに行ったそうです。

大物は業者に頼んで運んでもらったものの、大量の紙類は自分たちで片付けたとのこと。
と言うのも、お母様は認知症になって以来、新聞紙の間に紙幣を挟んで隠すようになったそうで
弟さんやご主人と、部屋中に積んであった古新聞を全部チェックしたところ、
相当の額の一万円札が出てきたそうです。

「大変だったわね」と労ったら、「宝探しみたいで、楽しかったわ」とのこと(笑)。
確かに、そんなにお金が出てきたら楽しいですね。
ちょっと羨ましいです。

マンションなので、設備点検がある時など、
ゴミ屋敷状態の部屋に、係の人を入れるのが苦痛だったそうですが、
必要なものは弟さんの自宅に運び、綺麗さっぱり片付けて、
本当にほっとしたと言っていました。

わたしも、昨年、実家の建て替えのため、母を8日間ショートステイに預け、
泊まりがけで片付けましたが、とても大変でした。

思い出の家具や、父の遺品など、処分するのが辛いと思うものもありましたが、
写真に撮ったりして、片付けました。

大物は2日に分けて、区の粗大ゴミ収集を申し込み、分解できる家具はノコギリで切って、
可燃ごみで出しました。

解体前、空っぽになった家を、隅から隅まで綺麗にお掃除して、
「長い間、家族を見守ってくれて本当にありがとう」と家にお礼を言いました。


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母の寝室だった2階の和室。

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わたしがいつも泊まっていた部屋。

業者に頼めば、もっと簡単だったかもしれません。
でも、懐かしい実家を自分の手で片付けたのは、いい思い出になりましたし、
「やりきった!」という達成感がありました。

60代で実家を建て替え、自宅を処分して東京にUターンしてきたこと、
はじめの頃は、色々思い悩むこともありましたが、
今は、これでよかったのだと思えるようになりました。

おわりに

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お散歩風景。近所の公園です。

ここ数年、わたしの一番の悩みは、認知症の母のことと、実家の片付けでした。
どちらも簡単なことではありませんでしたが、
家を片付け、母の終の住処も決まり、ようやく落ち着いた感じです。

気づいたら、ジミ夫は70代、わたしも60代。
あと何年、元気でいられるでしょうか。
少しでも健康寿命を延ばせるよう、頑張ろうと思います。

本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
コメントや応援クリック、メッセージ、いつもありがとうございます。
更新の励みになっています。
それでは、また・・・。

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Comments 2

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そら

こんにちは。
おうちを解体前に おうちに感謝しながら 写真を残したと知り ジーンとなりました。さすが ネロリさん きちんとしていらっしゃると 私も 少しでも 真似っこしたいです。

ネロリさんのお友達のお母様のお話 認知症になり始めの頃から 整理整頓が出来ず 思いもしない物などのしまい方 同感しました。実家母は お金は あちこちに 分散してしまう(隠す)やり方でした。本人は 完全に忘れていました。一人暮らしなので もし 急な入院になった時のためにと 肌着などの入院セットを用意しても 何度も 私の見つからない場所に仕舞い込んでました。

気候のいい時に 色んな片付けをしなくてはと思いながら 今お出かけの絶好の時とばかり思う日々です。

ネロリ
ネロリ
そらさま

そらさま、こんばんは。
コメントありがとうございます。

古くて狭い実家でしたが、
両親が大切にしていた思い出深い家だったので、
建替えのためとはいえ、解体するのはやはり寂しかったです。

そらさまのお母様も、お金を隠す症状があったのですね。
友人のお母様は、もともと銀行嫌いで、タンス預金派。
家中のあらゆるところにお金を隠していたらしく、
相当な額が出てきたらしいです。

わたしの母は、ものを隠すことはあまりなかったですが、
同じものを何個も買ってきては溜め込んでいました。
主に日用品なのですが。
認知症にも色々な症状がありますね。

わたしも、今は片付けはストップしてしまい、
フラフラと毎日散歩三昧です(笑)。
紅葉は待ってくれないし、なんて思っています。
過ぎゆく秋を楽しみましょう。