Uターン主婦のネロリです。
ご訪問いただき、ありがとうございます。
今日も東京は寒い一日でした。
寒さのせいか、ここのところわたしの体調もいまひとつです。
あまり張り切らず、のんびり生活しようと思います。
母との面会
今日は、ジミ夫と二人で特養に入っている母のところに面会に行きました。
ようやく、対面での面会が再開されたのです。
1回15分で、月2回まで、人数は2名まで。
まだまだ厳しい条件ですが、母に会えるようになってよかったです。
差し入れのお菓子。
赤坂柿山のあられ、泉屋のクッキー、モンロワールのチョコレート。
差し入れのお菓子は、賞味期限が長いもの、
個包装で1回分の量が少ないものを選んでいます。
担当職員の方が管理してくださっています。
特養でもおやつは出ますが、ちょっと美味しいもの、
食いしん坊な母が好きだったものを、食べさせてあげたいと思っています。
他に、毎月差し入れている飲み切りサイズのジュースも持って行きました。
母の笑顔
母はとても元気で、にこにこしていました。
昨年の今頃は、毎日のように逆上し、鬼の形相で怒っていた母。
でも、デイサービスやご近所の方には満面の笑顔。
よくここまで豹変できるものだと、驚いたものです。
そんなこともあり、今わたしに向けている笑顔は偽りの顔で
もしかしたら、職員さんに辛く当たっているのではないかと心配になりました。
母が部屋に戻った後、母の様子を聞いてみたところ、
夕方になるとソワソワして、「なんでわたしはここにいるの?」と
いわゆる夕暮れ症候群の症状が出ることがあるそうですが、
攻撃的になったり、興奮して怒ったりはしないとのこと。
家にいた頃よりは、ずいぶんと落ち着いて暮らしているようです。
認知症が進行してきたからということもあるでしょうし、
職員の方の対応のおかげもあると思います。
職員さんのお話だと、同じユニットの方と仲良しになって、
一緒におしゃべりしたり、唱歌を歌ったりしているそうです。
母が楽しい時間を過ごせるようになってよかったです。
母の言葉
今日、母がわたしに言いました。
「ネロリたちが心配してくれたり、会いにきてくれるから、頑張っているの。
本当の一人ぼっちだったら、頑張れないわ」
ズキリと心に刺さりました。
母はとても寂しがり屋です。
父が亡くなってから、毎晩母に電話するようになったのは、
生存確認の意味もありましたが、母が寂しがり屋だったから。
母は、父が生きていた頃は、父が入院して家にいなくても寂しくなかったけれど
亡くなった途端に、一人が寂しくなったと言っていました。
毎朝のラジオ体操に行くようになったのは、父が亡くなってからです。
あまりにしょげていた母をみたご近所の方が、誘ってくださったのです。
その後、ジムも再開、お友だちとのランチや旅行に行くようになりました。
母が散財するようになったのも、寂しさを埋めるためだったのかも。
そんな生活が13年ほど続きました。
もし母が認知症になっていなかったら、母はまだ一人暮らしをしていて、
わたしが週に1回泊まりにいくという生活が続いていたかもしれません。
そんなことを考えると、未だに残念で悲しい気持ちになりますが、
病気ですから仕方のないことですよね。
たとえ離れて暮らしていても、
母が大切な家族だということには変わりありません。
母が今の場所で、元気に楽しく過ごせるよう、
サポートしていきたいと思っています。
おわりに
近くの公園の風景。常緑樹に朝日が差しています。
母の面会から帰宅したら、母の友人からの葉書が届いていました。
布で作ったお人形と水彩画の個展のお知らせです。
お人形が母のお友だち、水彩画はご主人。
確かお二人とも母と同年代か、もっと上のはず。すごい。
母は行けないけれど、代わりに行ってみようかなと思いました。
本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
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