わたしの宝塚~心のオアシスを見つけにいく

ネロリ

こんにちは、ネロリです。
ご訪問いただき、ありがとうございます。

このブログを書いているパソコンの調子が悪いです。
最近異音がすごくて、いつご臨終してしまうか、
冷や冷やしながら使っています。
持ち主もシニアなら、パソコンもシニアですね。

さて、連日どんよりとした介護記事ばかりで、すみません。
でも、書くこと(吐き出すこと)によって、
自分の心の中が炙り出され、ひりひりとした痛みを感じつつも、
前に進めるような心持ちになりつつあります。
アウトプットは大切かも。

さて、大いにアウトプットしたので、今日はインプットの一日でした。
夫と一緒に、東京宝塚劇場に行ってまいりました。

わたしは、中学の時に初めて宝塚歌劇を観劇して大感激してから、
以来48年間、ずっと宝塚ファンをしてきました。

とはいえ、ずっと同じテンションでファンをしていた訳ではなく、
子育て中は細々とだったり、大好きな生徒さん(スターのこと)ができて
熱烈に応援したり、また細々となったり、色々です。

働いていた頃は、自分の収入がありましたから、本拠地や地方の公演を見たり、
ミュージカル、バレエ、歌舞伎など、他の舞台も色々観劇して楽しんでいました。
仕事を辞め、年金生活になった今は、ほぼ宝塚歌劇だけに絞っています。

昔、父が入院していた時も、夫が入院していた時も、観劇は止めませんでした。
看病の辛さを、華やかな舞台が吹き飛ばしてくれました。

ただ、母を介護するようになってから、コロナ禍も重なり、
観劇回数は激減。
昨年は、2回くらいしか観ていないかも。

今日のチケットも、もし私の体調不良で行けなかったことを考えて、
友人ではなく、夫を誘いました。
わたしは「宝塚友の会」という公式ファンクラブに入っているのですが、
友の会のチケット(会員席)は、転売防止のため、当日発券なのです。

会員証を持っているのはわたしなので、見るためには必ず私が発券する必要があります。
まあ、夫なら、一人でも観に行くかもしれないし
行かないなら、チケット2枚をムダにする覚悟でした。

幸いなことに、今日は調子がまずまずだったので、無事劇場に行くことができました。
東京に引っ越して、一番うれしいのは東京宝塚劇場がめちゃくちゃ近くなったこと。

家で早めにお昼を食べてからでも、13:30の公演に間に合うという奇跡。
茨城からだと1時間半以上かかりますから、通うのも大変でしたっけ。

はやめに着いたので、喫茶店(シニア夫婦が入るのは、カフェではない)へ。
neroli_035.jpg


neroli_036.jpg

喫煙者の夫は、喫煙ブースのあるお店が好きです。
わたしはカフェラテ。ほっとする味でした。

そして、いよいよ劇場へ。
neroli_031.jpg

華やかなロビーは宝塚ならではですね。

neroli_032.jpg

そして、今日の演目。
月組公演『今夜ロマンス劇場で/FULL SWING!』
宝塚は、基本はお芝居とショーの2本立てです。
海外ミュージカルを上演するときなどは1本立てになることもあります。

neroli_033.jpg

この公演は、新しいトップスター&娘役トップのお披露目公演です。
実力があり、安定感のあるおふたりなので、期待大。

開演直前の客席内。
上演中はもちろん、撮影&録音禁止です。
neroli_034.jpg

上手席でしたが、前から6列目という良席だったのでとても見やすかったです。
オペラグラスはほとんど使いませんでした。

お芝居はとてもよくできていて、ラストは思わず涙が。
悲しい涙ではなく、幸せの涙だったので、オキシトシンがたくさん出て
メンタルにもよかったかも(笑)。

生の舞台で、心を動かされる感覚って、テレビや映画とはまた違います。
生きている人間が目の前で演じている、そのパワーをものすごく感じるのです。

今は、ネット配信で舞台中継などもありますし、DVDも出ていますが、
生の舞台の奥行き感、照明の美しさ、演じている人の熱、客席の空気感などは、
絶対2次元では感じられないと思います。
音楽だって、CDや配信より、ライブが一番なのと一緒ですね。

やっぱりわたしは、生の舞台が好きなんだなとしみじみ感じました。
なかでも、宝塚のあの独特の雰囲気はやめられません。
初めて観劇した日から、とりこになってしまいました。

お気に入りのスターができて、我がことのように応援して、
退団の時は、涙と共に見送って、しばらくは静かに観劇するのですが
また新たに気になる人ができて、また応援して……40年以上、その繰り返しです。

中学生の頃、年上の素敵なお姉さんだったタカラジェンヌは、
いつの間にか同じ世代となり、今はトップスターでさえ娘のような年齢です。

どのくらいの数の作品を観たか、
どのくらいの生徒さん(タカラジェンヌ)の卒業(退団のこと)を見送ったか
自分でもわかりません。

ファン仲間とも、様々な人と出会い、別れました。
ずっと宝塚を愛し続ける人もいれば、
大好きなスターの退団と共に、自分も宝塚を卒業する人もいます。
知り合ってから20年以上、交流が続いている人もいます。

わたしも、何人かのご贔屓さん(とファンは呼ぶ)を涙と共に見送りました。
でも、これから先も、ずっと宝塚を観続けていくと思います。

だって宝塚は、わたしの心のオアシスだから。

↓ポチッとしていただけると、励みになります。

にほんブログ村 シニア日記ブログへ

にほんブログ村 主婦日記ブログ 60代主婦へ
関連記事

Comments 0

There are no comments yet.