Uターン主婦のネロリです。
いつもご訪問いただき、ありがとうございます。
ここ数日、ちょっと重めの相続トラブルについて書いておりましたが、
ようやくひと段落つきましたので、
久しぶりに日常のあれこれを書きたいと思います。
減薬!
先日、月に一度の心療内科の診察がありました。
昨年の12月から、8年ぶりに通い始めたクリニックでしたが、
ついについに、減薬になりました。
ものすごく嬉しいです。
主治医の先生も、わたしの生活ぶりを聞いて、いつになくにこやかでした。
自分では、先月とそれほど変わった気はしないのですが、
やはり、ドクター視点では違うのでしょうか。
この調子で、少しずつでもいいから前に進んで行けたらいいなと思います。
あの頃のわたし
今年のはじめ、母がお試し入所として緊急措置的に施設に入った頃は、
うつ状態が続いていて、1日のほとんどを寝て過ごすこともありました。
夜は眠れず、朝も起きられず、食欲もなく、
やる気も起きなかったし、興味を持てるものもなかったです。
ロボットのように家事をこなし、
感情をどこかに置き忘れたような、無気力な暮らしぶりでした。
そうかと思うと、母のことを思って突然涙が溢れ、泣き続けることもありました。
母の介護を続けられなかった自分を責め、無力感でいっぱいでした。
ブログをはじめる
薬の服用を始めて、少し落ち着いてきた頃、
突然、ブログを始めようと思いました。
なぜ、そんなことを思いついたのか、直接な理由はありません。
ただ、どこかに自分の思いを吐き出したかったのと、
単純に、孤独だったのだと思います。
もともと趣味サイトをやっていて、日記ブログを書いていたのですが、
母の介護が忙しくて更新できなくなり、放置状態でした。
また趣味サイトということもあり、自分の思いを赤裸々に書けないもどかしさがありました。
このブログを始めた日は、何かの記念日でも何でもなく、突発的に書き始めたのです。
読んでくれる人がいないのは寂しいので、ブログ村に登録してみたものの、
最初の頃は、書くばかりで、他の方のブログを読むことはありませんでした。
自分のことしか考えられず、周りの世界に興味が持てなかったのですね。
インポイント、アウトポイントの意味を知ったのは、ずいぶん後になってからでした(笑)。
フォローについても全然知らなくて、ある日突然フォロワーさんがいることを知り、
驚いたものでした。
記事を書き続けるうちに、コメントやメッセージをいただくようになり、
お返事を書いたりするうちに、
自分は一人じゃない、わたしのブログを読んでくださる人がいると、
心がじんわりと温かくなるのを感じました。
自分の居場所を見つけた気がしました。
今では、大勢のブロガーさんの記事を、毎日楽しみにしている自分がいます。
普通の人には当たり前のことかもしれませんが、
抑うつ状態だったわたしにとっては、他人に興味を持てるようになったということが、
とてもうれしいことなのです。
ブログを始めてもうすぐ7ヶ月ですが、
日々心に浮かんだことを、こうして文章にすることで、
少しずつ自分を取り戻すことができたように感じます。
わたしも変わった?
母の介護をする前の自分を、傲慢な人間だったなと今では思います。
自分が一人で立っているように、思い込んでいたのです。
人に頼るなんて、恥ずかしいことだと思っていました。
母の介護をするようになって、自分の無力さを知りました。
何もできない自分が、情けなかったです。
大勢の方々の力を借り、助けを頂いて、何とかここまでくることができました。
助けを乞うことは、恥ずかしいことではないと知りました。
同居介護を成功させてみせるという根拠なき自信は、木っ端微塵に打ち砕かれましたが、
今は、それでよかったかもしれないと思うようになりました。
わたしのメンタルも打ち砕かれましたが、
主治医の先生、カウンセラーの先生、家族や友人、そしてブログのおかげで、
立ち直ることができました。
今では、週に3回ほど30分フィットネスに行くようになり、
絵画教室にも通いはじめました。
あんなことをしてみたい、あそこに行ってみたいなど、
さまざまなことに興味を持てるようになりました。
ようやく自分自身のことを考えられるようになった時に、
60代の今しかできないことがあると思ったのです。
50代の頃から、自身をシニアと称してきましたが、
まだ心のどこかでは、40代には負けないわ・・みたいな気持ちもあった気がします。
60代になった今は、本当に「シニアなんだな」と思うようになりました。
今は、まずは健康第一、
そして、日々を後悔なく過ごそうと考えています。
住宅街の中にあるレストラン。
駅から近いのに、緑が豊かで心が癒されます。
おわりに
今日は、今のわたしの思いや、これまでの自分を振り返ってみました。
こうして省みることが、この先の人生を考える上でも、役立っているように感じます。
「清く正しく美しく」は、わたしの好きな宝塚歌劇団のモットーとして有名です。
これは、歌劇団創立者の小林一三の言葉ですけれども、
この前に本当は「朗らかに」がついているそうです。
「朗らかに、清く正しく美しく」
これは、東宝株式会社の企業理念にも、モットーとして書かれています。
この言葉を知って以来、いいなあと思っていたのですが、
最近はとみに「朗らかに」が心に沁みるようになって、
そんな風に暮らせたらうれしいと思います。
本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
コメントや応援クリック、メッセージ、いつもありがとうございます。
更新の励みになっています。
それでは、また・・・。
どれかひとつ、クリックしていただけると嬉しいです。
- 関連記事
-