口うるさいジミ夫先生と、注意散漫なネロリくんの話

ネロリ

Uターン主婦のネロリです。
いつもご訪問いただき、ありがとうございます。

今日は不安定なお天気でしたが、
傘を持って30分フィットネスに行ってきました。

コーチの「ネロリさ〜ん、こんにちは! 暑い中、ありがとうございます!!」の声に、
ついつい笑顔になってしまいます。単純なわたし。

体重に変化はないものの、「お腹が少し小さくなったね」とジミ夫が言っています。
小さくなった・・・? 大きかったの??


ジミ夫先生とネロリくん

さて、先日の記事で、ジミ夫とわたしは、教師と生徒のようだったと書きましたが、
今日もまた、ジミ夫先生に注意されてしまいました。

「ネロリくん、寝室のエアコンがつけっぱなしだったよ」
「ネロリくん、洗面台の周りが濡れていた。使ったらきちんと水気を拭き取りなさい」
「ネロリくん、キッチンの引き出しがきちんと閉まっていなかったよ」
「ネロリくん、洗った食器の置き方が悪いね。乾きが悪くなるので、もっと工夫して置くように」
「ネロリくん、また小皿が欠けていたよ」

皆様、ジミ夫先生が一気に嫌いになりましたでしょう?(笑)
本当に嫌味な先生ですよね!
それとも、ネロリさんってだらしない生徒なのね〜と呆れましたか?

何だか後者の方が多いような気がいたしますが、
お察しのように、わたしはだらしない女です。

ゴミや洗い物を溜めるのは嫌いなので、清潔好きではある(と思う)のですが、
新婚の頃から、ずっとこんな感じなのです。

ジミ夫先生が口うるさく注意するので、気をつけてはいるのですが、
ちょっと油断すると、うっかりやってしまうのです。

部屋干しNG

新婚時代、六畳と四畳半の和室がある2DKの社宅に住んでいたのですが、
ジミ夫先生は、リビング兼寝室である六畳間に洗濯物を干すのを嫌っていました。
落ち着かないからやめて欲しいと言うのです。

四畳半の方は北側向きで、洗濯物を干すのには適さないのですが、
部屋干しするときは、仕方なく四畳半に干していました。

子どもが生まれてからはそうも言っていられず、
南向きの掃き出し窓があるリビングに干したいと言ったのですが、却下されました。

その代わり、全自動洗濯機と乾燥機を買ってくれました(笑)。
それまでは、実家から持ってきた2槽式の洗濯機を使っていたのです。

そこまでして、洗濯物の部屋干しを阻止したかったのでしょうか?

まあ、全自動洗濯機と乾燥機を買ってもらえて嬉しかったので、文句は言いませんが、
やっぱりジミ夫先生は変な人です。

中古品だらけの新婚生活

話は逸れますが、皆様は結婚するときに、電化製品を新品で揃えましたか?

地方によっては、花婿側が揃えるとか、色々あるのでしょうけれど、
我が家の場合は、お互いに中古品を持ち寄りました。

わたしの実家は転勤族だったので、狭い家に洗濯機と冷蔵庫とテレビが2台ずつあり、
それをもらいました。
後からほとんど使っていなかった電気オーブンももらいました。
結局、それほど長持ちせず、5〜6年で買い換えることになりましたが。

でも、現在、冷蔵庫は中古を入れて3台目、洗濯機は4台目、テレビも3台目なので、
そこそこ長持ちしている方でしょうか。

ジミ夫先生が持ってきたのは、オーディオセット。
ものすごく大きなスピーカーで、はっきり言って邪魔でしたが、
わたしも実家から古いエレクトーンを持ってきたので、人のことは言えません。

狭い社宅で、中古の電化製品と、大きな嫁入り箪笥セットと、
ステレオとエレクトーンに挟まれて、生活していました。

注意散漫な生徒

話を戻します。

そんな口うるさいジミ夫先生ですが、茨城にそこそこ広い家を買ってからも、
几帳面な性格は変わりません。

洗濯物は、部屋干しの時は2階に干すことになったので、
リビングはいつもスッキリ保てるようになり、先生はご機嫌でした。
自分の部屋も持てて、いつ死んでも大丈夫とばかりに、荷物は最小限。

家の中のごちゃごちゃしたものは、わたしの部屋と納戸に隠されました。
そして、約30年後、またまた狭小住宅に戻り、今に至ります。

わたしが、こうもうっかり者なのは、ジミ夫先生曰く、
「ネロリくんは注意散漫。いつも別のことを考えながら、手を動かしているからだ」
だそうです。

ズバリ、そうでしょう!(by丸尾末男くん)

せっかちなので、先のことを色々考えながら動いてしまい、手元がおろそかになり、
引き出しの閉め方が甘かったり、お皿を割ったりするのです。

今、やっていることにきちんと集中していれば、こんな凡ミスは侵さないのですが、
お皿を洗いながら、

「母のいる特養に早く書類を送らないと。あ、まだ面会の予約をしていないから電話しなくちゃ。
そういえば、差し入れ用のお菓子も買っていないから、今日買いに行こう」

などど思っています。

そして、お皿を欠けさせるだけでなく、差し入れのお菓子だけ買って、
書類を送ることと、面会予約は忘れてしまうのです。

冗談のようですが、これは実際にあったことです。
書類の返送を忘れ、特養から電話がかかってきてしまいました。(最悪)

自分では、すっかり送った気になっていて、
「いえ、もう返送しました(キッパリ)」と言っておいて
よくよく探したら、返送すべく封筒に入れたまま、放置されていました。

ああ、書いていて本当に情けない。
っていうか、ジミ夫先生の言う通りなのでした。

わたしが自動車免許を取らなかったのは、こういう注意散漫なところを
常々ジミ夫先生に指摘されていたからでもあります。

「ああ、ネロリくんが免許を持っていなくてよかった」
と何度言われたことでしょう。

昨日も、30分フィットネスに出かける時に
「車に注意して、気をつけて行くんだよ」と小学生並みの注意を受けました。

まあ、駅で転んで怪我をして、迎えにきてもらったり、お財布を(複数回)擦られたりと、
これまでわたしが起こした数々のトラブルを経験しているので、
異常なまでの心配性になってしまったのかも。

こんなところばかり親譲り

確かにジミ夫先生、かなり神経質ではありますが、
うっかりとか、適当、いい加減ということは、ほとんどありません。

年に一度ほど、電気の消し忘れなどがあると、
わたしは鬼の首を取ったように「ジミ夫先生がやった!」と責め立てるのですが、
子どもっぽいことこの上ありません。(反省)

わたしの注意散漫な性格は、実は母譲りです。

昨年の9月に、母は階段を踏み外して大腿骨と恥骨、肩を骨折したのですが、
洋服を手に持ち、手すりからも手を離して、別の話をしながら階段を降りていたので、
階段から落ちてしまったのです。

親子して、ジミ夫先生に迷惑をかけている母とわたし。
こういう性格って、死ぬまで直らないのでしょうか。

そして、外では「真面目で几帳面」「しっかり者」「もしかしてA型?」
と言われるのですが、二重人格なのかしら。
ちなみにわたしはO型です。

外面を作りすぎて、家ではネジが飛んでしまっているのかもしれません。
それとも、キャパが小さいのに、あれこれやろうとするからかも。

とりあえずは、今、やっていることに集中して、
ミスを起こさないように気をつけたいです。


おわりに

neroli_677.jpg
茨城の旧自宅の庭から。ラ・パリジェンヌという薔薇です。

今日は、わたしの恥ずかしい行動の数々をご披露してしまいました。
ジミ夫が、わたしを「しょうがないなあ」と思うのも仕方ないかも。

わたしが逆の立場だったら、かなりキレていたでしょうね。
但し、部屋干しは許してあげたと思うけれど。(しつこい)

まあ、公平に見て、変な先生とダメな生徒という感じでしょうか(汗)。

「今ここ」に集中することをマインドフルネスと言いますが、
最近、マインドフルネス瞑想をやっているので、注意散漫が多少は改善するといいなと思います。

それとも、最近のうっかりは、もしや歳のせいなのかも・・・。
そうは思いたくないですが。

本日もダラダラ話にお付き合いいただき、ありがとうございました。
人生60年以上生きてきて、うっかりだらけだったことに、改めて気づきました。

コメントや応援クリック、メッセージ、いつもありがとうございます。
更新の励みになっています。
それでは、また・・・。

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Comments 2

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原田さよ

ネロリさん、とても楽しそう!
先生と生徒という例えで書いてくださっているので、さらにご夫婦の関係やふだんの様子が想像しやすくなりました\(^o^)/

ネロリさんに注意散漫なところがあるとは思えません。
ただ、ブログを読ませていただいていると、日によっていろいろなお顔のネロリさんが見えてきて楽しいのはたしかです。
これは私のブログでも同じ🦆かも。

夫婦って、小さなことで揉めたり仲直りできたり。
年齢を重ねてもそこは変わりませんね。

ネロリ
ネロリ
原田さよさま

さよさま、コメントありがとうございます。

お恥ずかしい話ですみません。
記事では、多少オーバーに脚色してしまいましたが、
わたしのミスをあれこれ注意するのは、変わりません。

先生と言っても、口調は先生ではなく
「ネロリちゃん、エアコンつけっぱなしだったよ〜」という感じです。
本人は責めてるつもりはないのでしょうけれど、
わたしは、なんだかイラッとしてしまうんですよね。
心が狭いのかしら。

注意散漫なのは、実は本当です。
しかも、結構ふざけたことを言ったりしています(笑)。
ジミ夫の方が、ユーモアがないタイプですね。
趣味の仲間内だと、ふざけた人だと思われている気がします(笑)。

人間って、自分でも気づかないけれど、色々な顔を持っているのかもしれません。
さよさまの隠れた一面も、拝見したいです(笑)。