インプラントその5〜いよいよ手術本番(人工歯根埋め込み)

ネロリ

Uターン主婦のネロリです。
いつもご訪問いただき、ありがとうございます。

今日は、朝から激しい雨。
それでも、インプラントの手術があったので出かけてきました。

インプラント手術

5月に抜歯した前歯の横の側切歯ですが、
いよいよインプラント体(人工歯根)を埋め込む手術です。

所要時間は1時間半と聞いていたので、パニックを起こさないよう、
あらかじめ頓服薬を飲みました。

まずは、仮歯を外します。
コンコンと器具で叩かれて、あっけなく外れました。

その後、いつも同様、歯科衛生士さんが歯全体のクリーニングをしてくれました。
今日は手術があるので、いつもより軽め。先月クリーニングしたばかりですしね。

先生がいらして、抜歯の跡を確認。そして麻酔。
今の歯科医院に通い始めて、そろそろ1年になりますが、
この先生、麻酔の注射がものすごくお上手。

歯科で麻酔を使うのは、抜歯や痛みを伴う治療の時だと思います。
今まで経験した麻酔の注射って、歯茎がチクリとしたあと、ギューンという感じで、
麻酔薬が歯茎に行き渡る感じが多かったのです。

でも、今の先生は、チクリの後の「ギューン」がなくて、まったく痛みがないまま、
いつの間にか麻酔が効いているのです。
きっと少しずつ麻酔薬を入れているのかもしれないですが、
麻酔が効くときの違和感がなくて、とても気持ちが楽です。

その後は、口の中で土木工事的なことが行われたわけですが、
薬が効いていたのか、麻酔のせいか、わたしはうたた寝をしてしまいました。

うとうとすると、口が閉じてきてしまうので、
「もう少し、口を開けていただいていいですか?」と声をかけられ、
ハッとして口を開けるのですが、またいつの間にかうとうと・・・。
気づいたら、終わっていました。

インプラント手術も3回目で、ある程度慣れていたこともあるかもしれないし、
以前は下の奥歯、今回は上の側切歯で、場所が違うからかもしれませんが、
ずいぶんとあっさり終わった感じでした。

その後、レントゲンを撮り、インプラントがきちんと埋め込まれていることを確認。
骨に埋め込まれた人工歯根が落ち着いた3ヶ月程度後に、上物の歯を入れるそうです。

今日で仮歯生活も終わりだと勘違いしていましたが、
治療が終わるのは、まだ先のようです。

今日は化膿止めの抗生剤と、痛み止めを出してもらいました。
なんとなく疼きはありますが、ズキズキと痛むことはありません。

明日は午後から患部の消毒、来週は縫ったところの抜糸です。
上物の歯(クラウン)が入って、治療が終わるのは11月頃になりそうです。


インプラントは土台が大切

わたしは、2015年末に抜歯をし翌年1本目のインプラントを入れ、
2018年には2本目を入れました。

どちらも左下の奥歯で隣同士の歯でした。
根幹治療を繰り返しましたが、結局、完全に治ることがなく、
インプラントにすることにしました。

インプラントを埋め込む場合、土台の骨にある程度の厚みが必要です。
もし、厚みが足りない場合は、人工骨を埋め込む手術をしなければなりません。

わたしは1本目の時に骨の再生状態が悪く、
抜歯からインプラントを埋め込むのに、かなり時間がかかりました。
それでも、なんとか無事手術できました。

ところが、2本目のインプラントの時には土台の厚みが足りず、
人工骨を埋め込む手術をしました。
骨と言っても最初は柔らかいので、硬くなって元の骨と馴染むのに、半年くらいかかりました。

しかも、人工骨の埋め込む手術の後は、顔が腫れてかなり痛みます。
10日くらいは、痛みが続いたでしょうか。
これには、かなり参りました。

できれば、人工骨の埋め込みはもうやりたくないですね。


歯は大切に

わたしが歯の痛みを感じて、勇気を振り絞って歯科医院の戸を叩いたのは、56歳の時でした。

あれから7年、定期的に歯科に通い、根幹治療、差し歯、インプラントなど、
さまざまな治療を経験してきました。

もっと早くから通い始めれば、ここまで大事にならなかったのにと悔やまれますが、
パニック障害から来る閉所恐怖に負け、痛みが来るまで見て見ぬふりをしていました。

歯科というと、子どもの頃の歯医者さんの怖い思い出しかなかったわたしですが、
今の歯科治療は、昔ほど痛みもないし、クリニック内も明るい雰囲気で、
閉所恐怖さえなければ、まったく怖くはありません。

今通っている歯科は、わたしが閉所恐怖だと知っているので、
毎回、「これで大丈夫ですか」「怖くないですか」と、
背もたれの角度や、顔にかける布の位置などを気にかけてくれます。
初診の時に思い切って言ってみて、本当によかったです。

これからは、とにかく1本でも多く、自分の歯を残すべく、
歯を大切にしていきたいと思っています。

ただ、実はもう1本、歯根に膿が溜まっている歯があり、
それも治療をしていますが、もしかしたらダメになってしまうかもです。

「なるべく長持ちさせるよう頑張りましょう」
と先生はおっしゃいますが、他の歯に悪影響を及ぼすようになったら、
考えなくてはいけないと思います。

おわりに

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今日は、インプラント治療について書いてみました。

保険が利かない自費治療ということで、色々悩むところですが、
わたしはジミ夫がお金を出してくれたので、インプラントにすることができました。

ジミ夫は普段はとても倹約家なのですが、病院の治療費には文句を言いません。
旅行にかけるお金より、病院に払うお金が断然多い我が家です(しかも、わたし、汗)。

今回のインプラント治療には、約40万円かかりました。
茨城では1本あたり32万円でした。

やはり都心の病院は高いなと思いますが、治療の内容を考えると、
茨城の歯科よりもよかったと思います。
歯は一生ものですから。

本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
コメントや応援クリック、メッセージ、いつもありがとうございます。
更新の励みになっています。
それでは、また・・・。

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Comments 2

There are no comments yet.
ムンク
やはり

便利だろうな。。と思いながら決心はつかないまま・・
使わない入れ歯とともに一年が過ぎてしまいました。
ほかにも、歯科医でインプラントを勧められてる場所はあるものの。。やはり私には無理そうです。
ネロリさん偉いなぁ~そちらの歯科医にかかればやろう!と思えるのか・・
もう少なくなった歯で毎日食べるのが当たり前になってますが、きっと胃腸にも悪影響なのかな。。
これからが怖い。。

  • 2022/08/19 (Fri) 17:44
  • REPLY
ネロリ
ネロリ
ムンクさま

ムンクさま、連続コメントありがとうございます。

インプラントは、治療が終われば、自分の歯と区別がつかないほど違和感がありません。
そういう意味では、やってよかったと思っています。
ただ、時間とお金がかかるので、本当に気長な治療ですね。

もし、痛みがご心配でしたら、人工骨の埋め込みさえなければ、
わたしの経験ではそれほど痛くないです。
人工骨は、手術そのものより、術後10日間くらい腫れと痛みがありました。
それでも、やってよかったと思います。
今、3本目のインプラント治療中ですが、たぶんあと1本やると思います。

虫歯も困りますが、歯周病菌が体に入ると様々な病気の元になるそうなので、
寝る前のうがいなどで、口内環境を整えるように気をつけています。

ムンクさまはわたしよりお若いから、まだ間に合うと思いますので、
きっと大丈夫ですよ。
お互いに頑張りましょうね。