家風の違いに戸惑った話

ネロリ

Uターン主婦のネロリです。
いつもご訪問いただき、ありがとうございます。

伯父の法要

今日は、5月末に亡くなった伯父(父の兄)の四十九日の法要でした。
コロナウイルス第7波の影響で、大勢で集まるのは控えたため、
出席したのは、伯母一家とわたしとジミ夫の6人。

伯父夫婦は子どもがいなかったため、伯父の妹の次男(わたしの従弟)が
成人してから養子になりました。
なので、わたしの父方の実家は、その従弟が継いでいます。

わたしは、父方の実家の内孫でもあるので、
従弟夫婦も、わたしには気を遣ってくれているようです(汗)。

実家の姓を名乗っているわけでもなく、お嫁に行った身なのですけれど、
昔気質な家風なので、長男とか、内孫とか、そういうことに煩いのです。

それは次男である父もそうで、少し堅苦しいところのある家でした。
元旦には、晴れ着を着て、畏まって挨拶したり、
やはり家族揃って明治神宮に参拝したり、書初めをしたり。
年末年始は、自宅で過ごすものと当たり前のように思っていました。

どちらかと言えば自由に育ったジミ夫は、わたしの実家の堅苦しさに驚いたようです。
初日の出を見に友だちと江ノ島に行ったり、初詣に行ったりと
ジミ夫兄妹は、お正月だから家族と家にいるということはなかったようです。

家風の違いに戸惑う

自分が育った家では当たり前だったことが、
結婚して、そうではなかったとわかると、カルチャーショックを受けますね。
わたしも、何度かそういうことがありました。

息子が小学校6年の時だったと思うのですが、
大晦日、紅白が終わった頃に、
友だち数人に誘われたので、近所の神社に初詣に行っても良いかと聞きにきました。

わたしは、子どもたちだけで深夜になんてとんでもないと思い、
「ダメに決まってるでしょ、お父さんに聞いてみなさい!」と言い放ちました。
当然ジミ夫も反対すると思ったからです。

ところが「お父さんは、気をつけていきなさいって言ったよ」と息子。
とても驚きました。

わたしは反対でしたが、ジミ夫が許したことで、
結局、息子は友だちと出かけてしまいました。
本当に初詣だけで、思ったより早く帰ってきましたが、
わたしは心配でたまらなくて、ハラハラしながら待っていました。

わたしが過保護なのか、ジミ夫が放任主義なのかよくわかりませんが、
そういうところで、育った環境の違いが出るのかなと思いました。

義父は、とても気難しい人だったのに、
ジミ夫に対しては、好きなようにさせてくれたようで、
そこがとても不思議です。男の子だからでしょうか。

反対に、義妹にはとても厳しく、
高校の部活の帰りが遅すぎると、部活の顧問に苦情を言ったことがあるそうで、
義妹の部活仲間の間では有名だったそうです(汗)。

門限も厳しく、友だち付き合いもチェックされたそうです。
義妹は「お兄ちゃんは何でもさせてもらえるのに、ずるい」といつも思っていたとか。

義妹が、大学時代のサークルの先輩と結婚したいと言った時は、
義父が怒り狂って、大変な騒ぎだったらしいです。
結局、二人は結婚しましたが、義父と義弟は険悪なままでした(汗)。

そんな義父でも、お正月なんだから家にいなさいということはなかったらしく、
義妹も友だちと初詣に行ったりしていたそうです。

家族揃って

わたしは、何でも「家族揃って」の家で育ったせいか、
今までの人生で友だちと初詣に行ったことがありません。

お正月に、友人同士やカップルで初詣をしている若い人たちを見ると、
わたしも若い頃に、1回くらい経験してみたかったなと思ったりします。

お正月、クリスマス、家族の誕生日など、イベントの時は、
必ず家族全員でお祝いするという家風は、我が家にも引き継がれています。

意識してそうしたわけではなく、無意識のうちにそうなっていたというか、
そういうものなんだと思い込んでいました。
刷り込みみたいなものでしょうか。

今日、伯父一家と話をしていたら、伯父夫婦や従弟たちもそうでした。
結局、父方の実家の家が、そういう家だったのでしょう。

ジミ夫は、わたしのやり方を受け入れてくれていますが、
従弟の奥さんはどう思っているのかなと思いました。
でも、従弟はとても家庭的な人なので、それで良いのかも。

ただひとつ違うのは、我が家はイベントごとは自宅で行うのに対し、
伯父夫婦や従弟の家は、ちょっと高級なお店で外食するということ、
料理があまり好きではないわたしには、羨ましい話でした。

我が家も息子が独立したことで、イベントはやらなくなりましたが、
誕生日にプレゼントを送ったりということは、続いています。

最近は、月1くらいの割合で一人暮らしの息子と外食するようになったので、
けっこう楽しみです。
残念ながら、おしゃれなお店ではなく、ほぼ茨城の焼肉屋さんですが(笑)。

おわりに

neroli_473.jpg
使い回し薔薇画像。旧自宅の薔薇です。

全国的に不安定なお天気で、滋賀県、福井県、新潟県、山形県など、
大きな被害が出ている地方も多いです。
毎年のような豪雨被害、気をつけようにもなかなか難しく、怖いですね。
どうか、これ以上の被害が出ませんように・・・。

本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
結婚した相手の家の家風が、ちょっと受け入れ難いものだと、心の中でモヤモヤしてしまいます。
違いを乗り越えて、新しい家風を作れれば一番ですが、難しいこともありますね。

コメントや応援クリック、メッセージ、いつもありがとうございます。
更新の励みになっています。
それでは、また・・・。

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Comments 2

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そら

こんにちは
伯父様の供養 無事終わり お疲れ様でした。本当に素晴らしい伯母様のお話も とても共感しながら読んでいます。

ネロリさんのおうち 息子さんの子育てで バランス良く 上手くいっていたと思います。初詣⛩のお話 息子さんも しっかりしていましたネ。女の子だと もちろん反対ですが 年の初めに 神社へという気持ち 大切に出来ましたね。家族より お友達という年齢になった頃だと思います。ジミ夫様の考え 良かったです。😊

ネロリ
ネロリ
そらさま

そらさま、こんばんは。
コメントありがとうございます。
今日も伯母から電話があり、1時間半もおしゃべりしてしまいました。
伯母も、対等に話せる相手が欲しいのかもしれません。

息子の子育ては、失敗ばかりだったような気もしますが、
ジミ夫は息子に寛容で、わたしは厳しいという感じでした。
わたしは兄弟がいなかったので、男の子のことがわからなかったのも
あったと思います。
転ばぬ先の杖で、冒険をさせることができなかったんです。
ジミ夫の方が、そういう点では、自分の経験からわかったのかも。

人間関係は、親子、兄妹姉妹でも色々難しいですね。
いつもコメントをありがとうございます。