「同好の士」はここにいる

ネロリ

Uターン主婦のネロリです。
いつもご訪問いただき、ありがとうございます。

毎日暑いですね。
土日は引きこもっていたわたしですが、
今日は、夕方の空いている時間を見計らって、フィットネスに行ってきました。
往復30分歩いて、汗だくになりましたが、すっきりして帰宅。

運動習慣

30分フィットネスに入会して、1ヶ月と少し経ちました。
運動して気持ちいいなんて、何年ぶりでしょうか。
もしかしたら、初めてかも?

痩せたくてジムに通っていた30代の頃は、楽しいと思ったことはなく、
ノルマを果たすような感じでした。

行けば、会費の元を取ろうと思って、マシンやスタジオプログラムをこなし、
プールで30分くらい泳いで、お風呂に入って、着替えて、お化粧して・・・。
半日はかかっていたかも。
若かったから、体力もあったのでしょうね。

頑張った甲斐あって、けっこう痩せましたけれど、
目標達成すると、途端にやる気が失せてしまい、もともと運動嫌いなこともあり、
長続きしませんでした。
ジムの人間関係も、苦手だったということもあります。

ジム仲間がいれば、続いたのかもしれませんが、
人見知りのわたしは、自分から声をかけることができなくて。

今は、30分という括りの中での運動なので、
やる時は一生懸命やって、ストレッチをしたら、おしまいです。
ちょっと物足りなさが残るけれど、そのくらいが続くコツなのかなと思います。

シュミ友は難しい

昨日の記事にも書きましたが、わたしは宝塚ファンです。
でも、それをリアルな生活ではオープンにはしていません。

相手から言われれば、「実はわたしも!」となるのですが、
若い頃は、宝塚ファンだと言うと、変わった人と思われました。
関西在住の方には、考え難いことかもしれませんね。

中学の時に初観劇して、宝塚に魅せられたのですが、
高校でも、短大でも、職場でも、結婚した社宅でも、同志はいませんでした(泣)。

もちろん、劇場に行けば、大勢のファンがいるわけですが、
例によって、自分から声をかけることはできず、
しかも、たいてい友人連れだったり母娘だったりで、
今より、一人で観劇に来ている人は少なかったかも。

初めてリアルな宝塚ファンと出会ったのは、
茨城に住んでいた時に在籍していた合唱団です。

特に親しい人ではなかったのですが、宝塚にはまったばかりの彼女が、
合唱団内で、熱心な布教活動?を始めたことで、
彼女が宝塚ファンと知ることになりました。

わたしは、生まれて初めて同じ趣味を持つ人と出会って、
とてもうれしかったのですが、練習の後、彼女が宝塚の話ばかりして、
周りの団員にビデオを貸したりしているのを、
合唱団の代表さんが快く思わなかったようです。

はまったばかりの頃ってすごく熱いから、
人に勧めたくなる気持ちはとてもよくわかるのですが、
わたしは、それまで、宝塚が好きと言ったはいいものの
「へえええ」「どこがいいの?」と冷たい反応をされたことがあり、
人には言えなかったのです。

今はずいぶんポピュラーになりましたが、
昔、関東では、好き嫌いのはっきり分かれる趣味だったように思います。

合唱団のメンバーは、30〜40代が多く、子供の世話が大変だったり、
教育費がかかる世代の方も多く「贅沢な趣味ね」言われました。

そんなわけで、代表さんにチクチク言われたのが嫌になったのか、
彼女は合唱団をやめてしまいました。

わたしは、その後も彼女とは宝塚仲間でしたが、
ご贔屓のスターの退団と共に、彼女もだんだん宝塚から離れていきました。
好きな人の退団と共にファンをやめてしまう人は、一定数います。

そのうち、わたしも実家通いが忙しくなり、合唱団を辞めましたが、
なんとその後、例の代表さんが宝塚にはまってしまい、
団員の数人も宝塚ファンになったと、別の団員さんから聞いて驚きました。
あんなに嫌な顔をしていたのに・・・、不思議ですね。

結局、わたしが本当の意味でのヅカ友さんを得たのは、ネットのファンサイトでした。
長い間、宝塚ファン仲間を求めていたのが嘘のように、
大勢のファンがネット上にはいました。
寂しいファン生活は終わりを告げ、それからは楽しく過ごしています。

不思議なもので、あれだけ仲間を求めていた頃は、誰もいなかったのに、
わたしが楽しく観劇していると、母や妹が宝塚を観たいと言い出し、
時折、一緒に観劇するようになりました。
パート仲間からも「一度連れて行って」と頼まれ、一緒に行ったりしました。

究極のヅカ友さんは、ジミ夫が勤務していた会社の女性です。
以前も書きましたが、ジミ夫を通して人間ドックで知り合いました。

ジミ夫の部下と、ヅカ友になった話はこちら。
夫の部下とシュミ友になった女

夫の部下とシュミ友になった女

夫の部下と趣味友に。これまで何回か書いていますが、わたしの趣味の一つが宝塚観劇です。中学3年の時に初観劇して以来、ずっと宝塚ファンです。とはいえ、ちょっと特殊?な趣味の世界ゆえ、リアルな友人の中には、宝塚ファンはいません。一緒に観劇してくれることもある...


同好の士はどこかにいる

わたしが、趣味サイトでブログを書いていた頃、
好きなマンガや小説、音楽の話を、ネタとして書いていたところ、
宝塚ファンではない人から、「わたしもファンです!」とコメントを頂いたことが
何度もありました。
検索エンジンから辿って来て下さった男性までいました(笑)。

わたしはオタク傾向があるので、同世代のママ友さんに言っても
「なにそれ?知らな〜い」と言われるような映画や音楽などもありましたが、
ネットでは、いまだに大きな人気を誇っていたりします。

リアルでは、萩尾望都さんが好きと言っても、全然反応がないのですが、
ネットでは「新書館で出てた『ストロベリーフィールズ』のオスカーが好き」
と書いただけでも「わたしも!」と言ってくれる人がいたりします。
ニッチで細かすぎる「好き」の世界です(笑)。

こういうわたしのオタク趣味な部分は、
残念ながら、普段おつきあいしている友人関係では満たせません。

「Amazonプライムで、なにかおすすめある?」と聞かれても、
「『銀河英雄伝説』のアニメ本編&外伝。ちなみにリメイク版はおすすめしません、旧版で見てね」
とは言いません(笑)。
今さら、布教?する元気も熱もないし、自分が好きで楽しければいいやという感じです。

ネットを探せば同好の士は大勢いるし、ブログに書いている人、
SNSで呟いている人などもいます。
コンタクトを取らずとも、同じこと考えてるんだなと思うだけで、楽しいですし。

でも、もし、ネットがなかったら、
今でも同好の士が欲しいなあと思っていたかもしれませんね。
いい年してマンガが好きだったりもしますが、楽しければいいんじゃない?と思っています。

おわりに

neroli_628.jpg

昨日の記事に書いた「ジミ夫の知らないわたし」は、こういうオタクな部分です(笑)。
ジミ夫はまったくその気がありませんが(世代の違いかな?)
息子はけっこうオタクだと思います。
おかげで、息子とは話が合います。

ちなみに、最近リアルタイムで読んでいるマンガは、
清水玲子さんの「秘密 season0」と、
完結しましたが、菅野文さんの「薔薇王の葬列」です。

「薔薇王の葬列」は、アニメ化されましたが、宝塚での舞台化希望!
どんなマンガや小説を読んでも、宝塚での配役を考えてしまうところは、
根っからのファンなんだなあと思います。

本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
今日は、ちょっとオタクなわたしのお話でした。
つまらなかったらすみません。
わたしも!という方がいたら嬉しいです。

コメントや応援クリック、メッセージ、いつもありがとうございます。
更新の励みになっています。
それでは、また・・・。

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Comments 6

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原田さよ

私にはエアロビクス以外夢中になれる趣味はなく、おっかけの経験もないのですが、ネロリさんの宝塚愛の記事はいつも楽しく拝見しています。

ネロリさん、韓国のチン・ソヨンさんという方をご存知でしょうか。
この女優さんを見るたび、ネロリさんを思い出していました。
ネロリさんがお好きなお顔立ちの女優さんではないかと、はじめて見た瞬間に思ったからです。

めったに韓国ドラマを視聴しない私ですが、「ザ・プロファイラー ~見た通りに話せ~」が面白くて寝不足になりながら楽しみました。
そこではじめて見たのがチン・ソヨンさんでした。

端正なお顔立ち、特に斜め横から見た横顔が美しく、ショートカットの髪もとてもお似合い。
スラリとした体型、低めで静かな声と、女性が惚れる女性の要素をたくさんお持ちの女優さんだと思いました。
もしかしたらご存知かもしれませんね。

私自身は、はじめに書いたように、おっかけ等はしたことがありません。
でも、誰かをおっかけている人のブログやTwitterは好きで、読ませていただいています。フォローもして交流している人も。

自分にはできないことを夢中でしている人の熱量を感じるのが、心地いいのです。
これはこれで、ちょっと変わった趣味かも(笑)

ネロリ
ネロリ
原田さよさま

さよさま、コメントありがとうございます。

わたしの方こそ、エアロビクスを長年続けていらっしゃること、
とてもうらやましく思います。
わたしは、運動のセンスやリズム感が全然ないので、見るばっかりで・・(汗)。

チン・ソヨンさん、存じ上げない方だったので、さっそく画像検索しました。
韓国の女優さんは、皆さん同じ顔に見えてしまって、区別がつかなかったのですが、
(宝塚の男役さんも多分そうだと思いますが。笑)
この方は、まさしく宝塚の男役顔ですね!
韓国の女優さんにも、こういうタイプの方がいらっしゃるんだなと知りました。

さよさまおすすめドラマ、ちょっと見てみたいかも。
ただ、わたしはハマると夢中になってしまって、大変なことになるので、
そんな自分がちょっと心配・・・(笑)。

でも、ほんの半年前までは、何にも夢中になれず、無気力な生活を送っていたのに、
自分の「好き」を語れるようになるまで回復したのが嬉しいです。

>自分にはできないことを夢中でしている人の熱量を感じるのが、心地いいのです。
>これはこれで、ちょっと変わった趣味かも(笑)

追っかけの熱量は、本当にすごいですよね。
宝塚ファンでも、好きなスターを観るために、日本全国を飛び回る人は結構います。
気力・体力・財力がないと、続きませんが(笑)。

追っかけをしていると知ると、眉を顰めたり、下手をすると嫌味を言うかたも多いのに、
さよさまは変わっているのではなく、大人で寛容なかただと思います。

趣味も考え方も人それぞれ、関知しない。
そんな風になれたら、ママ友同士のトラブルもずいぶん減るでしょうね。
わたしもつい偏った考え方をしがちなので、
さよさまのように、ニュートラルでいたいなあと思います。

いつもありがとうございます!












ムンク
同好の士

一時期欲しくて欲しくての時期もありましたが、最近はもはや一人でもいいやと思えるようになってきました。宝塚は行けば誰かがいてくれて、話も盛り上がりましたし。。
私も結構人にはあまり口外はしてないですかね。
ポケモンGOも一人で毎日活動してます(笑) もはやゲーム公開?から6年続いていて自分でも驚いてます。
ほかにもあれこれありますが、理解されないながらも主人に語って満足してます。。
今、宝塚は遠くから応援してる感じですね。まだまだ知ってる生徒さんもたくさんいるし・・
タカラヅカニュースでもらい泣きしたり。。
ありがたい毎日です。

  • 2022/07/27 (Wed) 15:04
  • REPLY
ネロリ
ネロリ
ムンクさま

ムンクさま、コメントありがとうございます。

宝塚は、やはりリアルではなかなか仲間が見つかりませんよね。
わたしも、ネットで初めて同志を見つけた感じです。
掲示板で会話するのが楽しくて・・・。
オフ会もしましたね(笑)。懐かしい思い出です。

ムンクさまは、ポケ活されているのですね。すごい!
わたしは、何ヶ月かな?
たぶん1年経たずに、止めてしまいました。

飽きっぽい自分が、ときどき嫌になる時があります。
オタク気質だけは、相変わらずなんですけれど・・・(汗)。

宝塚は、熱い時とそうでない時の、繰り返しです。
安奈さん、麻実さん、轟さん、桂ちゃんと来ましたが、
桂ちゃんの退団がトラウマになっているのに加えて、
昨年の轟さんショックから、ようやく少し復活したかなあというところです。

宝塚はずっと好きでいると思いますが、熱く応援できるかどうか。
今は、あーさとマイティー推しですが、マイティーの今後が気になるところです(汗)。

レイ

ちょっとした疑問なのですが、観劇の前後に近くの席になった人と意気投合するというようなことはほとんどないのでしょうか。二人以上で見に行く人が多かったら、なかなか難しいかもしれませんね。

萩尾望都さん、アイズナー賞のコミックの殿堂入りのニュースを先週のデジタル新聞で目にしました。漫画には詳しくないのですが、手塚治、萩尾さんや池田理代子さん、山岸凉子さん...といった正統派のタッチが好きです。美術ではラファエル前派が好きなのですが、似ている要素がありますよね。

ネロリ
ネロリ
レイさま

れいさま、はじめまして。コメントありがとうございます。

>観劇の前後に近くの席になった人と意気投合するというようなことはほとんどないのでしょうか。
>二人以上で見に行く人が多かったら、なかなか難しいかもしれませんね。

そうですね〜。
時々、そういうお話を聞くこともあって、うらやましく思います。
ただ、わたしは人見知りなので、自分から話しかけることができないのです。
まあ、話しかけられたこともないのですが・・(汗)。

宝塚の場合は、平日の昼公演は、友人同士で来ているシニア層が多いですし
昔は、今以上に一人で来ている人の方が少なかったので、
そのせいかもしれませんね。

>漫画には詳しくないのですが、手塚治、萩尾さんや池田理代子さん、
>山岸凉子さん...といった正統派のタッチが好きです。

池田理代子さんは、「ベルサイユのばら」に夢中になりました。
宝塚を観たいと思ったのも、
中学生のときに「ベルばら」が宝塚で舞台化されたからです(笑)。

山岸凉子さんは今もご活躍ですが、
やはり子供の頃「アラベスク」に夢中になりました。

最近の作家さんは、わたしもあまり知らなくて、
ベテラン作家さんの作品ばかり読んでいます。

美術史にはあまり詳しくないですが、ラファエル前派、わたしも好きです。
確かに通じるものがあるかもしれませんね。

コメント、ありがとうございます。
好き勝手なことを日々呟いておりますが、
よかったらまた遊びにいらしてくださいね。