Uターン生活~道行く人びと

ネロリ

こんにちは、ネロリです。
ご訪問いただき、ありがとうございます。

わたしの部屋は、1階で道路に面しています。
歩道もなく、車がすれ違うのがけっこう大変という狭い道ですが、そこそこ車も通ります。
住宅街なので、介護関係の送迎車両や、配送の車が多いです。

我が家は敷地が狭く、塀を作ると駐車スペースが取れないため、
オープン外構になっています。
塀もフェンスがないので、窓から道行く人がよく目に入ります。

茨城の家では、敷地が道路より1メートルほど高くなっていて、
生け垣と庭があったので、
通る人が目に入っても、それほど近く感じませんでしたが、
今の家は、オープンなため、本当にすぐ側に感じます。
実際は3メートル以上あるのですが(笑)。

まあ、そんな理由から、自分の部屋にいるときは、
なんとなく、歩いてる人を眺めながら、作業をすることになります。
(ストーカーではありません。笑)

っていうか、東京ってみんな歩いているんですね。
もちろん、駅に行くとか、買い物などの目的があって歩いている人もいますが、
走っている人、ウォーキングや散歩をしている人が多くて、びっくり。
自転車の方も多いですし。

以下は、車社会の茨城では、ほとんど見かけなかった風景です。

・散歩する若いカップル。
・にぎやかにおしゃべりする大学生たち。
・ベビーカーを押す、ママやパパ。
・キックボードで通勤する、お兄さん。
・杖や車椅子で散歩する、高齢者。
・自転車に子どもを乗せ、保育園に送る若いパパ。

東京は、本当に様々な人が暮らしているんですね。
茨城は、道も歩道も広いですが、歩いている人はほぼ見かけません。
自転車に乗っている人も、朝夕の通学時の高校生ぐらいで、日中は少ないです。

旧自宅の前の道も、犬の散歩とゴミ出し以外、
人が歩いているのは、見かけませんでした。
通勤は車か、電車に乗る人は奥さんが車で駅まで送る人が多いので。
(夫は駅まで歩いたり、バスに乗っていました)
買い物に出かける時ももちろん車ですから、歩く必要がないんですよね。

敷地が生け垣で囲まれているので、お隣の方と顔を合わせることも、
あまりありませんでした。

一番感じるのは、東京は若い人がとても多いということ。
もちろんわたしが住んでいる区でも、高齢化は問題になっていますが、
それでも茨城よりもずっと、若い人、特に20代から30代の人が多いと感じます。
人口密度が高いので、そう見えるのかもしれませんが。

わたしが以前住んでいたのは、いわゆるニュータウンと呼ばれるところで
同世代の人々が一斉に入居したので、当初は活気があったのですが、
今は高齢化が進み、60代から70代の住民が多くなっています。
子ども世代は進学を機に東京へ出て、そのまま東京で就職し、戻ってきません。

我が家のひとり息子も、茨城県内にはいるものの、
居住しているつくばのマンションが気に入っているらしく、
親のいない実家(古い戸建て)に住むのは嫌だと断られてしまいました。
特に、自治会活動が面倒だと言われました。
確かに、独り身で戸建ては、家や庭の管理も大変です。

つくば学園都市は茨城県内でもとても住みやすい地域ですが
車社会であることには変わりなく、
広大な敷地を持つ大学や、国や企業の研究施設が多いぶん、
よけいに歩いている人が少ないです。

話が逸れましたが、
やはり東京は、地方都市と違ってちょっと特殊だなと感じました。
大阪や名古屋などの、他の大きな都市はどうなのでしょう?
わたしは住んだことがないので、よくわかりませんが、
東京と同じで、みんな歩いているのでしょうか?

毎日、窓の外を眺めながら「色々な人がいるなあ」と感じます。
奇抜なファッションの人や、外国の方も多く見かけます。
音楽を聴き、踊りながら歩いている外国のお姉さん。
スケートボードに乗っている、金髪の坊や。
ポニーテールのパパ(日本人)が、小学生の子どもと歩いているのを見た時は、
保守的な気風の茨城だったら絶対ないだろうなあと思いました。
(ストーカーではありません。2回目、汗)

よく、海外から日本に旅行に来る方が、
渋谷のスクランブル交差点を渡る人を、スタバから眺めるのが楽しいと聞くのですが
ちょっとその気持ちがわかるかも(笑)。

様々な個性の人がいて、
それを丸ごと受け入れているのが「東京」という街なのだろうなと感じます。

もし、わたしがずっと東京に住んでいたら、
きっと何とも思わずにいた何気ない日々の風景に、
新鮮な驚きを感じている毎日です。

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恵比寿ガーデンプレイス。先日、用事で恵比寿に出かけました。
いつの間にか、三越が閉店していてびっくり。

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