Uターン主婦のネロリです。
いつもご訪問いただき、ありがとうございます。
95歳の伯父(父の兄)の訃報を、二人の妹に知らせたら、葬儀に参列するとの返事でした。
まさか福岡の妹まで来るとは思わなかったので、うれしいです。
今日は、松本にいる叔母(父の妹)からも電話がありました。
母が施設に入所したことを今までは伏せていたのですが、
さすがにそうも行かず、叔母にも話しました。
認知症ということは、以前から知らせてはいましたので、
さほど驚いてはいませんでした。
ただ、叔母(85歳)も、少し認知症の気があるのかなと、感じました。
母とずっと接していたので、なんとなくですが、感じるんです。
この人、認知症なのかなって。
10年ぶりの歯科医院
さて、今日はインプラントについてのお話です。
わたしは、40代の頃、パニック障害から来る広場恐怖と閉所恐怖のため
10年ほど歯科に行くことができませんでした。
8年ほど心療内科に通い、ようやく薬を飲まなくてもよい生活(寛解)となったある日、
歯がとても痛み、本当に久しぶりに歯医者さんに行くことに。
当時は茨城に住んでおり、新興住宅街だったこともあって、
徒歩圏内に6つの新しい歯科医院がありました。
どこがいいのかわからないので、パート先の仲間が通っている歯科を教えてもらい、
そこに行くことに。
通常の服薬が終わったとはいえ、閉所恐怖が残っていたため、
頓服薬を飲みながらの通院でした。
長年放置していたため、虫歯や歯肉炎などで、わたしの歯はボロボロ。
結局、3本の歯を差し歯に、親知らずを抜歯し、奥歯1本をインプラントにすることになりました。
差し歯はそれほどでもありませんでしたが、インプラントは想像より大変でした。
抜歯してから、実際の手術までかなりの時間がかかるのです。
抜歯をしたのが2015年の年末頃、インプラント手術は2016年の7月末。
8ヶ月以上も間が開きました。
特に、私の場合、土台になる骨の再生状態が悪くて
何度もレントゲンやCTを撮ったりして、なかなかに大変でした。
インプラント手術
ようやく手術本番の日。
インプラントの土台(人工歯根)を埋め込む手術と、親知らずの抜歯です。
約1時間半、ずっと口を開けっ放しでの手術は、正直かなりしんどかったです。
おまけに途中で麻酔が切れて来て、手を挙げてふがふがと
「まおいはひえへ、ひあいえほ」(麻酔が切れて痛いです)と訴えて、
麻酔を追加してもらいました。
インプラントの手術って、口の中の道路工事のような感じ。
麻酔で痛みはないものの、わー出血してるとか分かるので、ちょっと怖かったです(汗)。
私の場合、インプラントにする歯の奥にある親知らずも抜いたので
余計に時間がかかったんですね。
終わったあとは、もうフラフラになってました。
当日は、入浴は禁止。シャワーのみとのことでした。
食事はOKと言われましたが、なかなか口の中の出血が止まらず、痛みもあるので、
ゼリーだけで済ませました。
これでようやく土台が入り、被せ物ができて、きちんとした歯になったのは、秋ごろでした。
インプラントにする歯を抜歯してから、治療終了までほぼ1年。
差し歯などの治療も入れたら、2年以上はかかったかも。
インプラントは自費治療なので、お金もかかるし、痛い思いもするし、色々大変です。
それでも、インプラントにした歯は、自分の歯と区別がつかないくらい違和感がなく、
やってよかったなと思いました。
インプラント再び
その後は、3ヶ月に1度、真面目に健診に通っていたのですが、
2018年の4月に再び異変が。
以前から、かなり悪いと言われていた奥歯(インプラントにした歯の隣の歯)が、
どうにもならなくなり、再びインプラントを入れることになりました、
6月に奥歯を抜歯し、骨を再生しやすくする薬を詰めて、その上から縫いました。
最近は、怪我をして「縫う」と言っても、ホチキスのようなもので止めたりするそうですが、
歯科の場合は、医療用でしょうけど、ホントに糸を使って縫うんですね。
くちびるに長い糸が触れて、「あ、縫ってる」って分かりました。
以前も、抜歯のあとを縫われたので、驚きはしませんでしたが、あまりいい気分じゃありません。
1週間後に抜歯し、患部が落ち着くまでまたしばらく時間をおかなければなりません。
でも、その後の治療は、もっと大変なことの連続でした。
5ヶ月後の11月に、インプラントの人工歯根&人工骨を埋め込む手術をしました。
手術そのものも、2時間がかりでけっこう大変だったのですが
その後の痛みがハンパなく、しばらく鎮痛剤のお世話になりました。
前回のインプラントでは、人工骨を入れなくても大丈夫だったんですが
今回は土台になる骨が足りないということで、人工骨を埋め込むことになりました。
事前に、手術後は腫れと痛みがかなりあると言われていたので覚悟していましたが、
最初の2日くらいは本当にしんどかったです。
高いお金を払って、こんな痛い思いまでするなんて・・・と思いました。
人工骨って柔らかくて、それが固まってが元の骨にしっかりと着くのに、半年くらいはかかるとのこと。
結局インプラント手術をしたのは翌2019年の5月のことでした。
そして、インプラント3本目
その後は、特に不調もなく生活していましたが、健診だけは欠かしませんでした。
そして、茨城から東京への引っ越し。
あまりに歯科医院が多すぎて、どこにしようか、迷いに迷いましたが、
結局、自宅からは遠いものの、ジミ夫が現役時代からずっとお世話になっている
浜松町の歯科医院にお願いすることになりました。
こちらの歯医者さん、オフィスビルに入っているのですが、
親切だし、腕の良い先生で、歯科衛生士さんの指導もとても丁寧。
ジミ夫が、リタイア後も、茨城から通い続けたわけがわかりました。
茨城時代の先生も悪くなかったですが、
できたら最初からこの先生にお願いしたかったかも。
そして、現在インプラント3本目に向けて、治療中です。
今度は前歯の横の歯。
奥歯の時は、仮歯を入れずにすみましたが、今度は目立つ場所なので、
抜歯の後、仮歯を入れています。
根がなくて、横の歯に接着剤で留めている状態なので、
大好きなとうもろこしにかぶりつくこともできません(汗)。
今のところ経過は順調なので、秋頃にはインプラント手術をすることになりそうです。
これまでの流れは、こちら。
インプラントその3〜抜歯、そして今の若者だって捨てたもんじゃないと思った話
今日は、朝から歯医者さん。前歯の横の歯(側切歯)の差し歯がだめになって、インプラントにすることになったのでそのための抜歯でした。抜歯は数年ぶりで、昨日からなんとなく不安で...
歯は大切に
歯の治療をはじめてから、今さらですが、歯の大切さを実感しています。
私は、虫歯になりやすく、しかも歯肉炎もあるので、
衛生士さんの指導に従って、歯磨きも念入りにしています。
食後は、歯ブラシ、フロス、歯間ブラシ、そして液体歯磨きです。
寝る前にも必ず磨きます。
歯は、生え方の角度に合わせ、手鏡を見ながら1本ずつ丁寧に磨いています。
インプラントも、一生ものというわけではないので、長持ちするよう努力しています。
歯医者さんに行けなかった「空白の10年」がなかったらなあと思ったりもしますが、
パニック障害がなんとか寛解して、
治療に通えるようになっただけでも良しとしなくては。
そして、高いインプラント治療のお金を、嫌な顔ひとつせず、
むしろ勧めてくれたジミ夫には、本当に感謝しています。
この歳になって、歯の大切さを身に染みて感じています。
歯が丈夫な方が、本当にうらやましいです。
おわりに
ご近所散歩にて。認定子ども園ですが、おしゃれです。
東京に来て気づいたのですが、新しくできた園の場合、
園庭が外から見えなかったり、中庭を作っているところが多いです。
やはり、防犯上の問題からなのでしょうね。
本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
歯医者さんは苦手とずっと思っていましたが、
行き慣れると、以前ほどの恐怖は感じなくなりました。
子どもの頃に比べると、医学の進歩なのか、治療時の痛みもあまりなくなったように思います。
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