黒歴史〜「通りすがり」の人に叩かれた苦い思い出

ネロリ

Uターン主婦のネロリです。
本日もご訪問いただき、ありがとうございます。

このブログを始めて、そろそろ4ヶ月になります。
最初の投稿は、緊張でドキドキしながら書きました。

おかげさまで、何とか続けることができています。
すべて、読んでくださる皆様のおかげだと思っています。
本当にありがとうございます。

ネットデビュー

わたしがインターネットの世界に足を踏み入れたのは、25年くらい前だったと思います。
はじめは、趣味系のサイトをあちこち巡って楽しんでいました。

知っていらっしゃる方は多いと思いますが、
当時のホームページには、掲示板があることが多く、
そこで管理人さんや、他の訪問者の方々とおしゃべりすることができました。

はじめは、読んでいるだけで満足していたのですが(ロム専です)、
そのうちどうしても参加したくなって、とあるファンサイトの掲示板に投稿しました。

数回書き込んで、それなりに反応もあったのですが、
何となくわたしには合わないかなという感じがしていました。

オフ会にも誘われて、一度だけ顔を出したのですが、どうにも居心地が悪く、
参加したことを後悔しました。
もともと、人づきあいが苦手な方だったので、やはり掲示板は難しいと思いました。

その後しばらく、あちこちのサイトをロムっていたのですが、
和気あいあいと楽しそうな掲示板を見つけてしまい、懲りもせずにまた書き込み。
やはり、趣味の仲間が欲しかったのでしょうね。

管理人さんのフレンドリーな人柄のおかげか、とてもアットホームな掲示板で、
すぐに常連になりました。
まだネチケット(ネットマナー)も知らなかったわたしは、好き勝手に書き込んでいましたし、
ネットに不慣れな女性が多い掲示板でしたので、そういう方は多かったと思います。
それでも、管理人さんが良い方だったので、うまくまとめてくれていました。

突然のトラブル

そんな感じで1年ほど経ったある日、わたしの投稿に匿名の批判が寄せられました。
「通りすがり」というHNのかたでした。

どんな内容だったのか、はっきりとは覚えていませんが、
わたしの投稿を誤解して、掲示板にふさわしくない(品位がない)というような感じだったかと。

単なるウケ狙いで(汗)、言葉に出せば大した投稿内容ではなかったと思うのですが、
文章にしたことでその方の怒りを買ってしまったようでした。

そして、わたしがその批判投稿に気づく前に、他の方が気づき、
わたしをかばって「通りすがり」さんを批判しました。
ありがちなパターンです(汗)。

その後は、「通りすがり」さんに同調する別の匿名HNのかた、
そして、それをまた批判する掲示板住人や、また別の匿名さんなど、
本人(わたし)そっちのけで、非難の応酬が続きました。

わたしも、自分の書き込みが誤解を生んだことを謝罪しましたが、
謝罪の必要はないとおっしゃる方もいて、なかなか大変でした。

最終的に、管理人さんが乗り出してくれて、何とかおさまりましたが
あの時ほど、ネットが怖いと思った時はなかったです。

知人の別の顔

その後しばらく、掲示板が荒れることが頻繁に起こり、ネットで噂になりました。
管理人さんは、大変なご苦労だったと思います。
わたしも投稿する時は、過剰なほど慎重になりました。

ある時、またもや匿名(Aさんとします)で別の方(Bさん)の書き込みを批判する投稿があり、
それに対して、別の匿名Cさんが、驚くほど感情的なレスポンスをつけていました。
もちろん批判されたご本人(Bさん)ではありません。
(ややこしくて、すみません)
瞬く間に非難の応酬になり、管理人さんが事態を収拾しました。

その直後、わたしはオフ会で知り合った方と電話で話す機会があり
「掲示板見た? すごかったねー」と言うと、
彼女は「あれ、わたしが書いたの」と言いました。

とても驚きました。匿名Cさんは、彼女だったのです。
いつも楽しい書き込みをする人が、匿名で感情的なことを書くなんて。
彼女は全然悪びれた風もなく、掲示板を荒らす匿名Aさんが許せないと言いました。

でも、正義感からやったと言うなら、なぜ匿名で書いたのでしょうか。
いつものHNで意見を投稿している方が多かったのに。
心の中でそう思いましたが、言えませんでした。

彼女はそれまでも匿名で、掲示板を荒らす人を批判する投稿をしていたようです。
今で言う自粛警察の、掲示板版みたいな感じでしょうか。
以来、わたしは、彼女と距離を置くようになりました。

その後、サイト閲覧数が落ち着いてきたこともあり、
投稿も減りましたが、荒れることはなくなり、平和な掲示板に戻りました。
掲示板が荒れるのは、人気サイトの宿命なのかもしれません。

自分が管理人に

前後して、わたしも自分のサイトを立ち上げました。
わたしも趣味のサイトでしたが、ファンサイトではなかったので、
掲示板が荒れることは、ほとんどありませんでした。

個人サイトでしたので、かなり好き勝手をしていました。
それでも、管理人としてサイトを運営することの難しさを実感することは多かったです。

コンテンツに関しては、批判されないよう、いつも気にしていました。
管理人というより、オーナーのような態度で、自分のカラーを出して、
ファンサイトではないと、あえて公言していました。

ブログが主流となってからは、サイトもブログ化して、
コンテンツの更新はほぼなくなり、ブログだけの更新になりました。

気づけば20年の月日が経ち、40代だったわたしは60代になり、
サイトは閉鎖はしていないものの、放置されたままです(汗)。

ホームページビルダー(笑)で作った、とても古臭いサイトですが、
今でも、細々とですがアクセスがあるようですし、
仲良くしていたサイトさんが次々に閉鎖され、寂しい思いをしたので、
自分はなるべく閉鎖せずにいたいという気持ちです。

ブログの海に漕ぎ出して

このブログを始めるまでは、ブログ村に登録したことはありませんでした。

先に書いたように、掲示板での苦い思い出があったので、
不特定多数の人の目に触れるのが怖かったのです。

それでも、ブログ村に登録したのは、誰かに自分の話を聞いて欲しかったのだと思います。
孤独だったし、寂しかったのだと思います。

一度、ブログの大海原に漕ぎ出してしまったら、もう後戻りできません。
今でも、昔のことを思い出して「こんなこと書いて大丈夫?」と、ドキドキすることも多いです。

ドロドロする思いを書き殴ってから全削除して、当たり障りのない内容に書き換えたことも。
そういう時の記事は、自分でも読んでいてつまらないです(笑)。

でも、一度文章にしてみるだけで、「わたしってこんなこと考えていたんだ」と
新たな発見があったり、気持ちがすっきりすることもあります。
ブログは、母の介護でボロボロだったわたしのリハビリでした。

面白い記事や、役に立つ記事は書けませんが、
これからも、なるべく正直に、自分の思いを書いていきたいと思っています。

おわりに

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いつもの散歩道。今日は12000歩、あるきました。

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本格的に梅雨になる前にと、ジミ夫とテラスでランチ。
揚げ物はやっぱり美味しいです。ああ、ダイエットは??

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ご近所風景。コンクリ打ちっぱなし&ガラス張りのお洒落な外観が多いです。
カッコイイなーと思うけれど、住み心地はどうなんでしょうか。
でも、一回くらい住んでみたい気もします。(どっち?)

本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。
長文乱文、失礼しました。
やっちまった感、満載なのですが、またもや黒歴史を振り返ってみました。

いつも、応援クリックやコメント、メッセージをありがとうございます。
更新の励みになっています。
それでは、また。

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Comments 2

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そら

こんにちは😃
ホームページビルダー 何て懐かしい言葉でしょうか‼️ そんな言葉 全く知らない人も多いと思います。私も 掲示板から 一人ずつ抜けて ブログ移行した当時を 今思うと 「若かった」という気持ちだけです。

ネットが自由に使える時代 国に生まれて良かったと思います。シニアブログも なかなか面白いです。何十年も生きた証が ブログによって 年輪にもなっていると思います。上手に ネット利用したいですね。💐

ネロリ
ネロリ
そらさま

そらさま、こんばんは。

ホームページビルダー、ご存じでしたか(笑)。
わたしのPCでは、今でも現役です。ほとんど使っていませんが。

阿部寛さんのホームページを拝見すると、あの頃を思い出します(笑)。
あれは、ホームページビルダーじゃないでしょうか?

>私も掲示板から一人ずつ抜けて ブログ移行した当時を 
>今思うと「若かった」という気持ちだけです。

そうなんですよね。
ブログが登場してからは、皆さん自分で発信するようになり、
掲示板が一気に衰退していった気がします。

今は、掲示板サービスも終了したところが多く、
わたしが設置していた掲示板も、ログごと消えてしまいました。
ちょっと寂しいです。

ネットが検閲もなく自由なのは、当たり前のようですが、
そうでない国もあると思うと、恵まれていますよね。

シニアブログがこんなに閲覧数が多く盛り上がっているとは、
足を踏み入れてから、初めて知りました。
今の若い方は、SNSの方が主流なのかもしれませんね。

いつも、コメントをありがとうございます。