Uターン主婦のネロリです。
本日もご訪問いただき、ありがとうございます。
我が家は、長男長女夫婦です。
そのため、お墓も仏壇もふたつずつありました。
わたしと同世代か、それ以下の若い世代には、そういう方も多いと思います。
今日は、そんな我が家のお墓と仏壇のお話です。
ジミ夫家のお墓
ジミ夫の家のお墓は、ジミ夫の実家(すでに処分されましたが)の近くのお寺にあります。
義父が買ったお墓です。
ジミ夫の両親は、ふたりとも新潟県出身なので、お墓は新潟市にありました。
義父は次男だったのですが、父親(ジミ夫の祖父)は若くして病気で亡くなり、
長男であるお兄さんも戦死して、義父がジミ夫家を継ぐことになりました。
わたしがジミ夫と結婚したとき、義父は東京郊外の霊園を購入済みでした。
ただ、その霊園はジミ夫家からはかなり遠かったため、
20年ほど前にそこを手放して、近くのお寺の墓地を買いました。
そこまでは良かったのですが、住職さんに新潟のお墓はどうしますか?と聞かれ、
義父がそのまま残したいと答えると、それは良くないと言われ、
新潟のお墓を引っ越し(改葬)することになりました。
当時、義父はすでに80代で、自身で新潟に行くのは無理だったので、
ジミ夫とわたしが新潟まで車で出向くことになりました。
新潟のお寺に行くと、ジミ夫の祖父母やご先祖様の遺骨は、
3つの骨壷にまとめられていました。
工事代やお布施を渡して骨壷を受け取り、東京に戻りました。
その後、新しいお墓の開眼法要と納骨を行い、
義父はいいお墓が建ったと喜んでいました。
わたしたちとしても、新潟のお墓と東京のお墓を管理するのは大変なので、
義父が改葬してくれて、とても助かりました。
お墓の管理はとても大変です。
わたしも、子どもにはなるべく負担をかけたくないと思っています。
わたしの実家(ネロリ家)のお墓の話は、こちら。
ひとつの仏壇にふたつの宗派
ジミ夫は長男なので、我が家には仏壇があります。
義母が亡くなり、ジミ夫の実家を処分したときに、
大きな仏壇からコンパクトなものに買い換え、茨城の家に持ってきました。
その後、わたしの実家を建て替えることになり、実家の古い仏壇も処分し、
我が家の仏壇にお祀りすることになりました。
なので、我が家の仏壇は、宗派の違うふたつの家の掛け軸や位牌が祀ってあります。
仏壇を買い替えるときに、お店の方に違う家の位牌を祀ってもいいのか聞いたところ、
本来ならふたつあった方がいいのですが、最近は子どもが少なく、
また都心は住居が狭いのでそういうお宅も多いですよとのこと。
我が家としても、生きている人間のスペースでいっぱいいっぱいで、
ふたつの仏壇を置く場所はないので、
ジミ夫の両親とわたしの父が同じ仏壇に祀られています。
仏壇のある生活と神棚
仏壇のある生活になって早2年。
普段、仏壇のお世話はジミ夫がしてくれています。
毎朝水を取り換え、CDの読経を流し、お供えやお花の世話もしています。
わたしはほぼお参りだけ。
わたしが母の介護で大変だったので、自然にそうなったのですが、
とても助かっています。
わたしは、特に信心深い人間ではありませんが、仏壇を守るようになって、
毎朝、仏壇に手を合わせるのが習慣になりました。
念仏を唱え、家族の無事を願います。
まず、車で通勤する息子が、事故なく一日過ごせるように。
そして、母が一日穏やかに過ごせるように。
最後に、自分たちが元気に過ごせるように。
仏壇にお参りするようになってから、神棚にも手を合わせるようになりました。
茨城にいた頃は、毎年お札だけはいただくものの、そのままだったのですが、
毎朝、柏手を打ってお参りするようになりました。
若い頃、仏壇も神棚も古臭いと思っていたのが嘘のようです。
今では、毎朝、神棚と仏壇に手を合わせないとすっきりしません。
人間、年を取ると変わるものですね。
おわりに
わたしの父が好きだった黄色の薔薇。シャーロット・オースチンです。
結婚するときはまだ若くて、お墓や仏壇のことまでは考えませんよね。
わたしも親がまだ現役だったし、そんな話は遠い将来のことで実感がありませんでした。
ただ、ジミ夫家のお墓に入るのは、何となく嫌だなとは思っていました。
今は、まあそんなものだろうと、納得しています。
樹木葬などにも憧れますが、すでにお墓があるのでなかなか難しいかも。
お墓や仏壇の管理は、シニア世代にとって悩ましい問題ですよね。
本日も、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
いつもコメントや応援ポチをありがとうございます。
いつの間にか、カウンターが300万を超えていました。
カウンターが壊れているのかも?と思いました。
大勢の方に読んでいただけて、本当にありがたいです。
ブログを始めたときには、思いもよりませんでした。
これからも、ぼちぼちと雑想記を書いて行きたいと思います。
それでは、また。
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