舞台好きでも好みはいろいろ

ネロリ

こんばんは、Uターン主婦のネロリです。
本日もご訪問いただき、ありがとうございます。

遅刻グセはどうなった?

昨日、抜歯したばかりだというのに、今日は茨城にいた頃の友人と、宝塚観劇をしてきました。
パート先の元同僚で、遅刻グセのある人です。

わたしは、待たされてもいいように、待ち合わせの場所をカフェにしたのですが
待ち合わせの時間通りに来てくれました。

茨城からだと、一本電車が違うだけでかなり到着時間が変わってしまいますので、
彼女は時間を調べて、電車に乗ったようでした。

いつの間にか、遅刻グセがすっかりなくなった友人でした。


舞台好きの話

彼女とわたしは、趣味が同じで仲良くなりました。
彼女は舞台全般、特にミュージカルやバレエが好きな人です。

わたしが宝塚好きなのを知って、彼女から「観てみたい」と声をかけられました。
かれこれ20年以上前でしょうか。
それ以来、彼女も宝塚を観劇するようになりました。

わたしも、ミュージカルが好きなので、よく一緒に観に行ったものです。

今をときめく山崎育三郎さんがまだ新人の頃、
たまたま観に行った、青山劇場での「ブロードウェイ・ガラ・コンサート2008」で、
二人して目が(耳が?)釘付けになってしまったこともありました。
もう14年も前のことなんですね。

その時のことが、昔のブログに書いてありました。

出演者は、大浦みずき・石井一孝・今陽子・今井清隆・島田歌穂・岡幸二郎・純名りさ
岸田聡志・新妻聖子・小西遼生・マルシア・山崎育三郎(敬称略)のみなさん。
新進の小西遼生さんと山崎育三郎さん。
小西さんは、すらりと背が高くて素敵な方ですね。若い女性に人気がありそうです。
純名さんと「トゥナイト」を歌われましたが、まさにトニー役者という感じ。
対する山崎さんは実力派。
昨年デビューということですが、「君住む街角」は、新人離れしていて驚きました。
ミュージカル独特の表現力に長けている方という印象。
最近の新人の方は本当にレベルが高くて驚きます。これからがとても楽しみ。

まあ、偉そうに書いていますこと(笑)。

今日も、友人とその時の話になり、
「あの頃は、まさか育ちゃんが、TVドラマに出てブレイクするなんて思わなかったね」
と懐かしみました。

彼女は基本的にミュージカルの人なので、宝塚を観る時も実力重視。
歌うまさんが好きで、実力派や職人肌なスターが好みです。

反対に、わたしは、華のある人が好き。
もちろん、実力があるに越したことはありませんが、
多少歌唱力に難があっても(笑)、ハッと目を引くような美しさや、
男役としての色気のある人が好きです。
トップに上り詰めるほどの人であれば、そこまで壊滅的に歌がダメな人は、
まずまずいませんしね。(昔はいたかも、笑)

周りの宝塚ファンの話を聞いても、作品がすべてとか、ダンスが上手い人が好きとか、
やはり歌がうまくなくちゃとか、綺麗じゃなければ宝塚じゃないとか、
人によって、観るポイントは様々です。

その点、ミュージカルは、実力のない人はまずキャスティングされないので、
特に好きな俳優さんがいなくても、作品が好きなら楽しめます。

今日は、劇場の前の日比谷シャンテで、「ミス・サイゴン」の映像広告が流れていて、
友人と「久しぶりに観たいね」という話になりました。

最後に観たのはいつだったでしょうか。
キムが新妻聖子さん、クリスが井上芳雄さん、エンジニアが市村正親さん、
ジョンが岡幸二郎さん、ヘレンがシルビア・グラブさんだったような気がします。
もう大御所ばかりですね。

もうこのキャストで観ることはできないんだなあと思うと、
寂しいような気もします。

舞台は生もの、一期一会。
コロナの影響もあり、なかなか劇場に足を運ぶのは難しいですが、
また役者さんたちの熱演に、元気をもらいに行けたらなあと思います。


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今日の宝塚は、雪組公演。
和物のお芝居とショーの二本立てでした。

わたしは、雪組の二番手さんが贔屓なので、彼女を観ているだけで、
幸せホルモンが出まくっていた気がします。

やっぱり介護

久しぶりに会う友人との観劇で話は尽きず、(劇場内は会話禁止)
終演後、カフェでお茶。

宝塚の話から、お互いの近況の話へ。
彼女はわたしより少し年下ではありますが、やはり話題は親の介護。

彼女のご両親はまだご存命なのですが、お母様が認知症で要介護1。
お父様が主に介護を担っていて、彼女とお姉さまが交代で実家に通っているとのこと。

「大変だね」と言うと、
「大変だけど、母のおかげで元の家族がまた集まって、4人で過ごすことも多くなったので
 思い出作りと考えれば、それはそれでよかったと思う」とのこと。
素晴らしいなあと思いました。

わたしの実家も、父が亡くなってしばらくは、よく集まっていましたが、
末妹が福岡に引っ越し、次妹が強迫性障害で家から出られないようになってからは、
まったく会えなくなりました。

わたしと母は、まるで一卵性親子のような関係でしたが、
もう少し4人で会うことができていたらなあと、悔いが残ります。
介護はなかなか思うようにいかないものですね。

茨城まで帰る友人を有楽町駅まで見送り、わたしは地下鉄で帰宅しました。
「今度、こっちにもまた遊びにきてね」と言われて、
すっかりその気になっているわたしでした。

おわりに

友人は「やっぱり東京はいいわね、ネロリさんがうらやましい」と言います。
わたしが「茨城の田園風景が懐かしくて、時々泣きそうになるよ」というと
「うちは、カエルの鳴き声がうるさくて大変よ」と笑っていました。

お互い、ないものねだりだねと、落ち着きました。
両方を手に入れることはできないから、今いる状況で楽しもうと思います。

本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
わたしも、生の舞台を観てリフレッシュしました。

いつも、コメントや応援ポチ、ありがとうございます。
更新の励みになっています。
それでは、また。

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Comments 4

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ムンク
素敵

東宝は、だいもんとの凱旋門以来足を踏み入れてません。あちらこちらから観劇の話を聞いてまた行きたいなとは思うのですが。うまく足が進まないわ、、な感じです。
最後の大羽根を見ると感動以外ない気がします。
年内には、復帰したいな。
今でもスカイステージの彼の方の映像を見ると泣いてしまうので、まだ先になるかも。

  • 2022/05/21 (Sat) 10:53
  • REPLY
ネロリ
ネロリ
ムンクさま

ムンクさま、コメントありがとうございます。

ムンクさまのお気持ちを伺うと、わたしが桂ちゃんを見送った時を思い出します。

ご存じのように轟さんの専科入りの時に、わたしはものすごい葛藤があったので、
桂ちゃんは、普通にトップになって、普通に退団するだろうと、
安心して応援していたんですが、思いがけない早期退団。
桂ちゃんが退団してからは、しばらくわたしも観劇できませんでした。
雪組の本公演を観たのは、チギちゃんがトップになってからです。

轟さんが退団されてから、まだ一年も経っていませんから、
ムンクさまが、辛くて劇場に行けないのも当然かと・・。
わたしも、ものすごいショックでしたけど、あーさがいたから、
乗り越えられたように思います。

昨年は、母のことで一番大変な時で
宝塚から少し離れていたせいかもしれませんし。

雪組も、現トップの咲ちゃんは、水さんトップ時代に初舞台で、
轟さんの時代を知っているのは、組長さんくらいじゃないかな?
昨日の友人とも「時代の流れを感じるね」と話しました。

ムンクさまが、もしまた劇場に行ってみようかなと思われたら、
どうぞお声がけくださいね。

お返事にも関わらず、長々と語ってしまい、失礼しました。

ムンク
To ネロリさん

優しいお言葉ありがとうございます。
復活の折にはぜひぜひご一緒したいです!!
日比谷でお茶とかしたいですね!!

いつも介護の話など、今後の私のためにもとても役立ちます。
まだまだ先と思いながらも、アッという間かもしれませんし。

  • 2022/05/23 (Mon) 15:21
  • REPLY
ネロリ
ネロリ
ムンクさま

いえいえ、お互い元気になって、また笑顔でお目にかかれますよう。
あまり無理せず(わたしが言う?)
少しずつ前に進みましょうね。